例文・使い方一覧でみる「漾」の意味


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...折角(せっかく)橋を渡りかけた素戔嗚の心を蕩(とうよう)させた...   折角橋を渡りかけた素戔嗚の心を蕩漾させたの読み方
芥川龍之介 「素戔嗚尊」

...裳(もすそ)も畳に(ただよ)ったが...   裳も畳に漾ったがの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...芥子粒(けしつぶ)より小さい二粒の涙を(たた)えているのが見える...   芥子粒より小さい二粒の涙を漾えているのが見えるの読み方
魯迅 井上紅梅訳 「不周山」

...ただ々と身邊に動いてゐる...   ただ漾々と身邊に動いてゐるの読み方
太宰治 「お伽草紙」

...一つの仮象の中に閑暇の中に游している...   一つの仮象の中に閑暇の中に漾游しているの読み方
中井正一 「物理的集団的性格」

...かすかな小皺を(たゞよは)せて冷やかに笑つた...   かすかな小皺を漾せて冷やかに笑つたの読み方
長與善郎 「青銅の基督」

...嘔照黄昏綺紋...   嘔照黄昏漾綺紋の読み方
夏目漱石 「思い出す事など」

...(ただよ)いつつある...   漾いつつあるの読み方
夏目漱石 「カーライル博物館」

...小生抔は始めからあてにして原稿をかきます虚集の誤字誤植御親切に御教示を蒙り難有候...   小生抔は始めからあてにして原稿をかきます漾虚集の誤字誤植御親切に御教示を蒙り難有候の読み方
夏目漱石 「鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年」

...ジュと音がして艪(ろ)の足で掻き分けられた浪(なみ)の上を揺(ゆ)られながら(ただよ)っていった...   ジュと音がして艪の足で掻き分けられた浪の上を揺られながら漾っていったの読み方
夏目漱石 「坊っちゃん」

...藻屑もつれて、ゆるくふ...   藻屑もつれて、ゆるく漾ふの読み方
夏目漱石 「水底の感」

...白い大きな雲がキラキラと光って(ただよ)った...   白い大きな雲がキラキラと光って漾ったの読み方
原民喜 「鎮魂歌」

...山の端には赤く濁つた雲がつてゐた...   山の端には赤く濁つた雲が漾つてゐたの読み方
原民喜 「廃墟から」

...ふと仄明りにつてゐるボートが映る...   ふと仄明りに漾つてゐるボートが映るの読み方
原民喜 「火の唇」

...これらの花々は過ぎ去った日の還らぬことどもを髣髴と眼の前にわす...   これらの花々は過ぎ去った日の還らぬことどもを髣髴と眼の前に漾わすの読み方
原民喜 「夢と人生」

...たしかにそこに蕩たる春のまぼろしの長酔極みなき紗窗の彼方に浮んでゐるのだ...   たしかにそこに蕩漾たる春のまぼろしの長酔極みなき紗窗の彼方に浮んでゐるのだの読み方
牧野信一 「湖の夢」

...他の火は水平に連(つらな)りて蕩(とうよう)するも...   他の火は水平に連りて蕩漾するもの読み方
武者金吉 「地震なまず」

...馥郁(ふくいく)たる香気(こうき)すら(ただよ)っているのが感じられた...   馥郁たる香気すら漾っているのが感じられたの読み方
蘭郁二郎 「鱗粉」

「漾」の読みかた

「漾」の書き方・書き順

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