例文・使い方一覧でみる「漾」の意味


スポンサーリンク

...春水欄前に虚碧(きよへき)を(ただよ)はせ...   春水欄前に虚碧を漾はせの読み方
芥川龍之介 「「鏡花全集」目録開口」

...七日(なぬか)も(たゞよ)ひつゝ...   七日も漾ひつゝの読み方
泉鏡太郎 「麻を刈る」

...静(しずか)に揺って動く流の音に(ただよ)わされて...   静に揺って動く流の音に漾わされての読み方
泉鏡花 「遺稿」

...脚が搦(から)んで(ただよ)う処へ...   脚が搦んで漾う処への読み方
泉鏡花 「婦系図」

...水のまにまに(たゞよ)へば...   水のまにまに漾へばの読み方
アルテュル・ランボオ 上田敏訳 「醉ひどれ船」

...画房や前栽(せんざい)に(ただよ)う一種異様な蕭散(しょうさん)の気分に浸らなければその画を身読する事は出来ないが...   画房や前栽に漾う一種異様な蕭散の気分に浸らなければその画を身読する事は出来ないがの読み方
内田魯庵 「淡島椿岳」

...○洞庭(とうてい)○赤壁(せきへき)○潯陽(じんやう)○楊子(やうし)の海の如き四大江(だいこう)を蕩周流(たうやうしうりう)して朽沈(くちしづま)ず...   ○洞庭○赤壁○潯陽○楊子の海の如き四大江を蕩漾周流して朽沈ずの読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...『虚集』本屋より既に献上仕り候やちょっと伺い候...   『漾虚集』本屋より既に献上仕り候やちょっと伺い候の読み方
高浜虚子 「漱石氏と私」

...何か憂鬱(ゆううつ)な媚(なま)めかしさの雰囲気(ふんいき)がそこはかとなく(ただよ)っていた...   何か憂鬱な媚めかしさの雰囲気がそこはかとなく漾っていたの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...その波に(ただよ)いながら独身時代の庸三の青壮年期も...   その波に漾いながら独身時代の庸三の青壮年期もの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...僕も虚集丈でつきた譯でもないから是から又何ぞかく積りで居る...   僕も漾虚集丈でつきた譯でもないから是から又何ぞかく積りで居るの読み方
夏目漱石 「鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年」

...私はどうせ波の上にふ一片の花瓣のやうなものです...   私はどうせ波の上に漾ふ一片の花瓣のやうなものですの読み方
原民喜 「淡雪」

...函から喰み出た玉葱があたりにつてゐた...   函から喰み出た玉葱があたりに漾つてゐたの読み方
原民喜 「夏の花」

...ふと仄明(ほのあか)りに(ただよ)っているボートが映る...   ふと仄明りに漾っているボートが映るの読み方
原民喜 「火の唇」

...おおらかな感銘の(ただよ)っているのも束(つか)の間(ま)で...   おおらかな感銘の漾っているのも束の間での読み方
原民喜 「冬日記」

...他の火は水平に連(つらな)りて蕩(とうよう)するも...   他の火は水平に連りて蕩漾するもの読み方
武者金吉 「地震なまず」

...部屋の中に(ただよ)うている桃色の光りを白眼(にら)みまわした...   部屋の中に漾うている桃色の光りを白眼みまわしたの読み方
夢野久作 「白菊」

...(ただよ)って来た――と同時に若い女の後姿が...   漾って来た――と同時に若い女の後姿がの読み方
蘭郁二郎 「夢鬼」

「漾」の読みかた

「漾」の書き方・書き順

いろんなフォントで「漾」


ランダム例文:
地方名   意識的な   退下  

簡単&無料!手書きフォント変換ツールの使い方ガイド

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
近日中   御三家   等身大  

スポンサーリンク

トップへ戻る