例文・使い方一覧でみる「漲」の意味


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...僕は江東橋を越えるのにも一面に(みなぎ)つた泥水の中を泳いで行(ゆ)かなければならなかつた...   僕は江東橋を越えるのにも一面に漲つた泥水の中を泳いで行かなければならなかつたの読み方
芥川龍之介 「本所両国」

...見る見る赤羽主任の面には輝(かがや)くばかりの喜色が(みなぎ)った...   見る見る赤羽主任の面には輝くばかりの喜色が漲ったの読み方
海野十三 「電気風呂の怪死事件」

...その顔には隠し切れぬ不安が(みなぎ)っていた...   その顔には隠し切れぬ不安が漲っていたの読み方
大阪圭吉 「坑鬼」

...已(すで)に席(たゝみ)を浸(ひた)し庭(には)に(みなぎ)る...   已に席を浸し庭に漲るの読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...その異常な昂奮は殺意が俺に(みなぎ)ったせいか...   その異常な昂奮は殺意が俺に漲ったせいかの読み方
高見順 「いやな感じ」

...ともかくその顔には争われぬ安堵の色が(みなぎ)っていた...   ともかくその顔には争われぬ安堵の色が漲っていたの読み方
橘外男 「逗子物語」

...かうして歩いて来たことを見てもらへるといふ悦びが明かに(みなぎ)つてゐた...   かうして歩いて来たことを見てもらへるといふ悦びが明かに漲つてゐたの読み方
田畑修一郎 「医師高間房一氏」

...三千代の顔はその予期の色をもって(みなぎ)っていた...   三千代の顔はその予期の色をもって漲っていたの読み方
夏目漱石 「それから」

...構いません」八十五小林の顔には皮肉の渦(うず)が(みなぎ)った...   構いません」八十五小林の顔には皮肉の渦が漲ったの読み方
夏目漱石 「明暗」

...硝子(ガラス)の内には美しい灯(あかり)がって...   硝子の内には美しい灯が漲っての読み方
野村胡堂 「身代りの花嫁」

...冷えた指の先々まで(みなぎ)ってくるのだった...   冷えた指の先々まで漲ってくるのだったの読み方
橋本五郎 「地図にない街」

...(みなぎ)っているのが感じられた...   漲っているのが感じられたの読み方
火野葦平 「花と龍」

...青い月光の(みなぎ)る砂漠...   青い月光の漲る砂漠の読み方
林不忘 「若き日の成吉思汗」

...己の口一ぱいに血がるのを感じた...   己の口一ぱいに血が漲るのを感じたの読み方
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」

...ここには何たる力が(みなぎ)っていることか...   ここには何たる力が漲っていることかの読み方
柳宗悦 「工藝の道」

...体にも力が(みなぎ)るように思えた...   体にも力が漲るように思えたの読み方
山本周五郎 「めおと蝶」

...凱旋門の無名戦士の墓を占拠しに襲って来る左翼を待ち構えている興奮がどの面面にもっていた...   凱旋門の無名戦士の墓を占拠しに襲って来る左翼を待ち構えている興奮がどの面面にも漲っていたの読み方
横光利一 「旅愁」

...埃(ほこり)が黄いろく(みなぎ)っていた...   埃が黄いろく漲っていたの読み方
吉川英治 「親鸞」

「漲」の読みかた

「漲」の書き方・書き順

いろんなフォントで「漲」

「漲」の英語の意味


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