...記してこの漫録百題のはしがきとす...
石川啄木 「閑天地」
...我が十二三歳の頃愛読したりし漫録集にして永く雲隠れしたりしものを...
石川啄木 「閑天地」
...さすがに勝成裕も『中陵漫録(ちゅうりょうまんろく)』には記さなかったが...
江見水蔭 「壁の眼の怪」
...岩波文庫の「仰臥漫録」を夏服のかくしに入れてある...
寺田寅彦 「備忘録」
...子規の「仰臥漫録(ぎょうがまんろく)」には免れ難い死に当面したあの子規子(しきし)の此方(こなた)の世界に対する執着が生々しいリアルな姿で表現されている...
寺田寅彦 「備忘録」
...「仰臥漫録(ぎょうがまんろく)」の中の日々の献立表は...
寺田寅彦 「備忘録」
...此度刊行の隨筆は讀んで字の如く隨筆であり漫録であるから別に中心觀念といふべきものは無い...
土井晩翠 「「雨の降る日は天氣が惡い」序」
...画作に従事したり山行を試みたりして暮した日の漫録であって...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...『槻の落葉信濃漫録』に載っている文章である...
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」
...これは今から方(ま)さに百二十一年前の文政四年〔一八二一〕に出版と成った同氏著の『槻の落葉信濃漫録』に載っている文章である...
牧野富太郎 「植物記」
...稀に蝮が群集するを蝮塚と呼ぶ(『中陵漫録』巻十二に見ゆ)...
南方熊楠 「十二支考」
...本土の人これを見れば大いに慙じたと(『中陵漫録』八)...
南方熊楠 「十二支考」
...佐藤成裕の『中陵漫録』六に...
南方熊楠 「十二支考」
...『中陵漫録』五に...
南方熊楠 「十二支考」
...一方には鶴峯戊申(つるみねしげのぶ)の『海西漫録(かいせいまんろく)』に...
柳田国男 「海上の道」
...磐城相馬郡玉野村大字東玉野字矢立沢磐城刈田郡七ヶ宿村大字渡瀬字矢立平甲斐東山梨郡神金(かみかね)村上萩原組字矢立石対馬(つしま)佐須村大字久根田舎(くねいなか)字矢立山清水浜臣の『遊京漫録』には...
柳田國男 「地名の研究」
...百年ほど前に著された深川元儁(ふかがわもととし)の『三州漫録』にその説明がしてある...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...これも深川氏の『漫録』に見えている...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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