...我が十二三歳の頃愛読したりし漫録集にして永く雲隠れしたりしものを...
石川啄木 「閑天地」
...たとえば「雅遊漫録」を読め...
板谷波山 「美術学校時代の岡倉先生」
...さすがに勝成裕も『中陵漫録(ちゅうりょうまんろく)』には記さなかったが...
江見水蔭 「壁の眼の怪」
...日本人のものでは長岡(ながおか)博士の「田園銷夏(しょうか)漫録」とか岡田(おかだ)博士の「測候瑣談(さだん)」とか...
寺田寅彦 「科学と文学」
...私は『仰臥漫録』を繙(ひもと)いて...
寺田寅彦 「子規の追憶」
...耽奇漫録(たんきまんろく)によると文政七年の秋降ったものは...
寺田寅彦 「化け物の進化」
...子規の「仰臥漫録(ぎょうがまんろく)」には免れ難い死に当面したあの子規子(しきし)の此方(こなた)の世界に対する執着が生々しいリアルな姿で表現されている...
寺田寅彦 「備忘録」
...此度刊行の隨筆は讀んで字の如く隨筆であり漫録であるから別に中心觀念といふべきものは無い...
土井晩翠 「「雨の降る日は天氣が惡い」序」
...燈下偏奇館漫録を草して新小説に寄す...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...夜偏奇館漫録を草す...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...偏奇館漫録を春陽堂に送る...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...偏奇館漫録第三を春陽堂に郵送す...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...偏奇館漫録を春陽堂に郵送す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...画作に従事したり山行を試みたりして暮した日の漫録であって...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...『槻の落葉信濃漫録』に載っている文章である...
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」
...これを食う時は大いに人を損ずと、怖るべしと見え、『中陵漫録』に、若狭(わかさ)小浜の蛇、梅雨時章魚(たこ)に化す...
南方熊楠 「十二支考」
...佐藤成裕の『中陵漫録』六に...
南方熊楠 「十二支考」
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柳田国男 「海上の道」
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