例文・使い方一覧でみる「漫言」の意味

...酔中漫言――一杯東西なし二杯古今なし三杯自他なし……酒がきた...   
種田山頭火 「其中日記」

...これらの連中の長夜の談義は、はしなくその芸術のことに燃えて、諸国、諸流、諸大家、諸末流の批評、検討、偶語、漫言雑出、やがて江戸の講武所の道場のことに帰一合流したような形になって、自然、男谷（おたに）の剣術のことに及ばんとした時でありました...   
中里介山 「大菩薩峠」

...由来すると説くものを聞かず――と「小羊（こひつじ）漫言」に『早稲田文学』の総帥坪内逍遥は書いたが...   
長谷川時雨 「田沢稲船」

...私がそんな放語漫言したのを許す訳（わ）けはない...   
福澤諭吉 「福翁自伝」

...逍遙子の諸評語小説三派（小羊漫言七一面より）及梓神子（春廼舍漫筆一五一面より）さきにわれ忍月（にんげつ）...   
森鴎外 「柵草紙の山房論文」

「漫言」の読みかた

「漫言」の書き方・書き順

いろんなフォントで「漫言」

ランダム例文：
頭身   私水   突き合わす  

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