例文・使い方一覧でみる「雪ぐ」の意味
スポンサーリンク...水島の敗辱を雪ぐに遑あらずして... 
芥川龍之介 「木曾義仲論（東京府立第三中学校学友会誌）」
...脚には長い雪ぐつをはき...
海野十三 「雪魔」
...みんなは退校処分という恥辱を雪ぐために...
大杉栄 「獄中記」
...谷中川辺二村の人民亦縲紲の辱を受けたれども審理の末放免せられ犯罪の汚名を雪ぐを得たり...
田中正造 「非常歎願書」
...三井寺にて夕月夜うみ少しある木の間かな俳諧勧進帳 奉加乞食路通いね／＼と人にいはれつ年の暮草臥て烏行くなり雪ぐもり草枕虻を押へて寝覚めけり┌五句三十一音...
種田山頭火 「其中日記」
...アキリュウスの屈辱を雪ぐ迄はトロイア軍に戰勝を許すべしと...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...父の汚名を雪ぐ――大事な使命「お嬢様...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...爺やも変り者ですから、何かまた一人でこそこそやっているなと思って、少し気がかりな事もありましたので、或雪ぐもりの日、ふいとまた爺やが出掛けて行きましたので、私もあとをつけて行きました...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...彼の歩いた雪ぐつの足跡が野の上にならぶのであった...
本庄陸男 「石狩川」
...雪ぐつを履いた足にカンジキを括（くく）っていた...
本庄陸男 「石狩川」
...所々破れたり血痕のある小具足に足だけに雪ぐつ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...所々破れたり血痕のある小具足に足だけに雪ぐつ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...即ち父の冤を雪ぐ所以（ゆゑん）ではないかといふかも知れない...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...私は父の冤を雪ぐと云ふことに...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...雪ぐもよいでしょう...
吉川英治 「山浦清麿」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？