...カンナの漢名は紅蕉といつて...
會津八一 「趣味の修養」
...私は寡聞にしてまだカキツバタの正しい漢名を知らない...
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」
...日本のマツには書くべき漢名は一つもないから...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...アカマツへ適用すべき漢名ではない...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...この海帯こそ吾らが通称しているコンブすなわちコブの正しい漢名である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その菜豆はけっしてこの豆の漢名にはなり得ないようだ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...そして日本のシュロには漢名はない訳だ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...玄及(ゲンキュウ)という漢名は五味子(チョウセンゴミシ)の一名であるから...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...従来この羅漢松をイヌマキの漢名だとしてあったがそれは誤りで...
牧野富太郎 「植物記」
...これを代表する漢名は前の山茶である...
牧野富太郎 「植物記」
...旧来の慣例によりかく漢名を用いたものである...
牧野富太郎 「植物記」
...これは実はシと称する草の名(すなわち漢名)であるからである...
牧野富太郎 「植物記」
...木藍は漢名です...
牧野富太郎 「植物記」
...わが邦(くに)の学者はこの草を漢名の白頭翁(はくとうおう)だとしていたが...
牧野富太郎 「植物知識」
...漢名和名の詮議が博物学に貢献する所の少いことは勿論であらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...漢名和名の詮議が無用だとする説は...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...漢名は鼠麹草(そきくそう)または鼠草...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...漢名の剖葦(ぼうい)もあの鳴声の物騒がしく...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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