...急に漢口(ハンカオ)へ出かけたようです...
芥川龍之介 「馬の脚」
...」「では漢口(ハンカオ)へ電報を打ってヘンリイ・バレットの脚を取り寄せよう...
芥川龍之介 「馬の脚」
...漢口から脚の来るうちには忍野君の胴(どう)が腐ってしまいます...
芥川龍之介 「馬の脚」
...上海や漢口(かんこう)の妓館にあるのと殆(ほとん)ど変りは見えなかった...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...二 支那的漢口彩票や麻雀戯(マアジャン)の道具の間に西日の赤あかとさした砂利道...
芥川龍之介 「雑信一束」
...漢口(ハンカオ)のバンドを歩いていたら...
芥川龍之介 「上海游記」
...漢口の中支那派遣隊司令部付となった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...ところが漢奸(かんかん)だというので漢口の附近で一網打尽に殺戮(さつりく)されたらしい...
高村光太郎 「回想録」
...漢口が陥落したらしい...
種田山頭火 「其中日記」
...十一漢口(はんこう)の水谷から送ってくる僅かな学費は...
豊島与志雄 「反抗」
...「漢口(ハンカオ)」の漢はhanで...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...漢口陥落ときいて涙が出さうになった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...漢口陥落景気で此のあたりお祭りさわぎなり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...最後は漢口と武昌へ行ったが...
柳田国男 「故郷七十年」
...襄陽(じょうよう)(漢口より漢水上流へ二百八十粁)覇陵橋(はりょうきょう)(河南省・許州)東嶺関(とうれいかん)(河南省許州より洛陽への途中)沂水関(ぎすいかん)(洛陽郊外)滑州(かっしゅう)(黄河渡口)「よくも...
吉川英治 「三国志」
...夏口(漢口附近)の地は要害で水利の便もありますから...
吉川英治 「三国志」
...陸口(りっこう)(漢口上流)附近に屯(たむろ)し...
吉川英治 「三国志」
...彼の守備している任地の陸口(りっこう)(漢口上流)は...
吉川英治 「三国志」
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