...日常生活の中で特に「漢人」という熟語は使われていないため、例文はありません...
...近年の研究では、劉淵を漢人からなる民族移動の象徴と見なす学説も出てきている...
...この王道思想が漢人種によって唱導されたものでないにせよ...
石原莞爾 「最終戦争論」
...多くの漢人に対し共産主義の害毒を日本人に対するように宣伝をしてもどうも余り響かないらしい...
石原莞爾 「戦争史大観」
...それで穴師若しくは弓月嵩といふ處に兵主神社があるのは當時漢人が來て居つた處で其の奉じて來た神を祀つて居つたのではあるまいか...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...漢人は學問に家法を重んじ...
内藤湖南 「支那古典學の研究法に就きて」
...漢人(かんじん)の降(くだ)って匈奴の中にあるものと...
中島敦 「李陵」
...漢人のいう礼儀とは何ぞ? 醜いことを表面だけ美しく飾り立てる虚飾の謂(いい)ではないか...
中島敦 「李陵」
...美名の影に隠れた漢人の陰険さより遙(はる)かに好ましい場合がしばしばあると思った...
中島敦 「李陵」
...末賢は大和に住し東漢(やまとのあや)に属した帰化漢人であり...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...当代の大才子たる桜痴福地先生が王道論とかいへる漢人にても書きそふなる論文をものせられし時代もありき...
山路愛山 「英雄論」
...近年其等の蒙古人は漢人のために放牧地を失ふのと...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...併し其れを漢人の家屋が満たすのも三四年を出ないであらう...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...漢人にはめずらしい二字姓をもっていたから...
吉川英治 「三国志」
...漢人特有な白皙(はくせき)長身であった...
吉川英治 「三国志」
...中華大陸史における北夷と漢人の関係によく似ている...
吉川英治 「随筆 新平家」
...シナの民族はしばしば「漢人」と呼ばれる...
和辻哲郎 「孔子」
...ようやく漢人に咀嚼(そしゃく)せられ始めたのである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...漢人の美術の素朴と勁直とに愛着を持たしめた...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...それとも漢人の発明でしょうか...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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