...漉した水も充分には透明でない...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...いろいろの苦労に漉(こ)されて来た笹村は...
徳田秋声 「黴」
...物に漉されたような頼りないものになってしまって...
豊島与志雄 「道連」
...平潟より洞門をくゞれば直ちに關田の濱なり日は見えてそぼふる雨に霧る濱の草に折り行く月見草の花雀等よ何を求むと鹽濱のしほ漉す朶の棚に啼くらむ松蔭の沙にさきつゞくみやこ草にほひさやけきほの明り雨松蔭は熊手の趾もこぼれ葉も皆うすじめりみやこ草さく十四日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...前には野原のように広い紙漉場(かみすきば)があった...
夏目漱石 「道草」
...玉虫色の笠に漉(こ)されて来る...
野村胡堂 「流行作家の死」
...薄い陽の光を漉(こ)しながら模糊と漂っていた...
久生十蘭 「雲の小径」
...そは梅を能(よ)く洗い皮付きのまま二ツ割になし梅一斤に砂糖一斤の割合にて一夜砂糖に漬おき弱火にてアクを引ながら二時ほど煮て裏漉なし...
村井弦斎 「食道楽」
...譬えば南瓜(とうなす)を料理するにしても煮たり湯煮(ゆで)たりしたものと西洋料理風に蒸して裏漉(うらご)しにかけてパイにしたりプデンにしたりするのとは大層消化が違います...
村井弦斎 「食道楽」
...体外の裏漉や擂鉢で筋を取ればその手数は料理する人一人だけで済む...
村井弦斎 「食道楽」
...その杏の液(つゆ)を裏漉しにしてゼラチンで寄せたのです」大原「ゼラチンとは西洋膠(にかわ)ですね...
村井弦斎 「食道楽」
...ただ紙漉(かみすき)町とか紙漉沢とかいう名が残って昔の歴史を語るのみであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...日本の楮(こうぞ)紙の多くは流漉であって...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...この紙漉場は八束(やつか)郡にありますが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...親しくその紙漉場を訪ふたのは...
柳宗悦 「和紙十年」
...考へると手漉の和紙を用ゐること今日まで...
柳宗悦 「和紙十年」
...千年余りも固有の紙を漉き続けてきたのである...
柳宗悦 「和紙の教へ」
...向うの紙漉場(かみすきば)へ人数が集まって...
吉川英治 「江戸三国志」
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