...併し徒に照さむと焦る闇ほど滑稽なものはない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...滑稽な絵を描いた燈籠で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...てめえはその大将だらう」それは何となく「素人(しろうと)くさい」滑稽な云ひ方だつた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...マリヤ・ニキーチシナという滑稽な顏つきをした...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...どうかすると、今後十年か二十年、あるいは四十年たっても、わたしは依然として四十年前に体験したこの瞬間、――全生涯を通じて最も穢らわしい、滑稽な、恐ろしいこの瞬間を思い起こして、嫌悪と屈辱を感じるだろう、――こういった想念がまるで毒矢のように、深刻な痛みをもたらしながらわたしの心に突き刺さった...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...なにか滑稽な感じを持たせた...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...然し今日(こんにち)の東京になつては下水を呼んで川となすことすら既に滑稽なほど大袈裟(おほげさ)である...
永井荷風 「水 附渡船」
...ごく偶(たま)に笑うとひどく滑稽な愛嬌(あいきょう)に富んだものに見える...
中島敦 「牛人」
...少々滑稽なくらい雄大な計画を立てた...
中谷宇吉郎 「映画を作る話」
...中には滑稽なのがあるよ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...――これほど滑稽な事実はなかつた...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...支配人はもう玄関の前のたたきにある手すりに滑稽な恰好で両手でしがみついていたのだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...*1 オポデリドック パーウェルをもじって故意(わざ)とこんな滑稽な名前で揶揄(からか)ったのである...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...『ホマとエリョーマ』善良で馬鹿な二人の田舎者の滑稽な仕種を歌ひ込んだ露西亜の古い民謡...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...或る場合には單に滑稽なだけの唄...
槇本楠郎 「プロレタリア童謠の活用に關する覺書」
...生利(なまぎ)きにも猿を滑稽なものに言ひ做(な)してゐる人間よりも...
ジユウル・クラルテエ Jules Clarete 森林太郎訳 「猿」
...之は悪い事でも不快な事でもまアないが確に滑稽な事ではないか...
横光利一 「汚ない家」
...相手が周章てふためいた滑稽な状景が思い出されて...
横光利一 「馬車」
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