「滌」の意味
洗い清める
小説での「滌」の使い方
...親仁の手許の磨ぎ汁を一洗滌(ひとあらい)...
泉鏡花 「悪獣篇」
...水の上に滌ぎたまふ時に成りませる神の名は...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...天(あめ)の眞名井(まなゐ)一一に振り滌ぎて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...伊弉諾尊の御滌(ミソギ)の神話...
高木敏雄 「比較神話学」
...男神御滌の神話は...
高木敏雄 「比較神話学」
...便所でお目にかかったあの洗滌液(せんじょうえき)とそっくり同じなのも...
高見順 「いやな感じ」
...自分で出来る洗滌(せんでう)も...
徳田秋声 「チビの魂」
...放射線をかけた跡にできている竅穴の洗滌である...
外村繁 「日を愛しむ」
...下水道の洗滌という語に吾人がいかなる意味を持たしてるかを...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...二人の行動は洗滌(あらひ)のわるい写真の薄くなつて行くやうに...
永井荷風 「来訪者」
...一琴一研高士尚志携琴登山滌研曲水吉金樂石興味何如竝置芸聊以自娯丙子冬日琴生仁兄大人正曼生刻と細字で刻せられてゐる...
堀辰雄 「我思古人」
...遊客が金物(かなもの)の嗽茶碗で口を滌いでゐる景色などは宛然柳浪が「今戸心中」もしくは盲小せんが「とんちき」中の情景であつた...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...毎日洗滌のために通つて來ては...
水野仙子 「四十餘日」
...五醫學士のところから看護婦が毎日通つて來て洗滌をした...
水野仙子 「四十餘日」
...私は仰向きにならされ洗滌の用意がはじまり...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...お楽(たのしみ)の央(なかば)に10895折々お手をお滌(すすぎ)なさる時...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...水で滌(すす)ぐのも気休めにすぎなかった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...製缶部、洗滌部、塗工部、包装部などと小さく分れていて、ぼくは事務員の名で入ったのだが、雑役が半分だった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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