...渡良瀬川に添って溯ること十数里...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...會津街道と別れて、小川を溯る...
大町桂月 「上州沼田より日光へ」
...雌鱒産卵せむとて、細流を溯る...
大町桂月 「上州沼田より日光へ」
...荒川堤へとて、川蒸氣に乘りて、隅田川を溯る...
大町桂月 「月の隅田川」
...上流に溯る...
大町桂月 「月の隅田川」
...神流川の上流に溯る...
大町桂月 「八鹽のいでゆ」
...すこし溯ると白岩といはれる戸隠名勝裾花渓最初の観光場所がある...
種田山頭火 「旅日記」
...これはしかしこのようにして無限に溯ることができないのであって...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...そして吾々は始めから――方法概念の実践的動機を溯る吾々は――常に実践的概念の分析を要求していた...
戸坂潤 「科学方法論」
...科学論はそれ自身の動機へ溯ることによって...
戸坂潤 「科学方法論」
...云うまでもなくそれはルネサンスの初期にまで溯る...
戸坂潤 「科学論」
...普通科学乃至学問の分類はプラトンにまで溯る...
戸坂潤 「科学論」
...さし当りカントの哲学にまで溯る必要がある...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...警察明朗化八月の上旬に溯るが...
戸坂潤 「社会時評」
...群をなして川を溯るんだよ...
豊島与志雄 「反抗」
...而して其の原因はずつと以前に溯ることで...
堀口九萬一 「フランソア・コッペ訪問記」
...いやそんなに古く溯るまでもない...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...作られた時代は遠く過去に溯る...
柳宗悦 「工藝の道」
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