...さも感心したような溜め息を洩らしたり...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...きみのために溜め息ひとつつく者もない...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...深い溜め息の出るのをどうすることもできなかった...
仁科芳雄 「原子力の管理」
...来し方を眺め渡して溜め息をついた...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...「お若いかたの胸から溜め息などが出るとは...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...この世のものとは思われないような深い溜め息や...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...この室で伯母は鼓を打つらしいのです」私はほっと溜め息をして奥の座敷に這入った――この家(うち)にはこれ切りしか室がないのだ――と思いながら……...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...私は思わず今一度溜め息をさせられた...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...二人の子供はホッと安心したように溜め息を吐(つ)いた...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...どのようなとは白々(しらじら)しい……あの櫛田神社の犬塚信乃の押絵の顔は誰に似せて作ったッ」お母様は長い長い溜め息をホーッとなされました...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...時々は涙を流してまで溜め息をしいしい読み続けたことでした...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...長い溜め息をしいしい顔を上げて涙を拭きますと...
夢野久作 「死後の恋」
...長い長い大きな溜め息を一つしてから...
夢野久作 「支那米の袋」
...ほっと深い溜め息をしました...
夢野久作 「白髪小僧」
...長い長いふるえた溜め息を吐(つ)いた...
夢野久作 「白菊」
...ホ――ッと長い溜め息をさせられた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...何回も何回もふるえた溜め息をして...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...そうして妹に安心させよう……と心の底で固く固く誓い固めた溜め息でもあった...
夢野久作 「一足お先に」
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