...元気溌溂とした笑顔で挨拶した...
...彼女はいつも元気溌溂で、みんなを明るくさせる...
...昨日は疲れていたけど、今日は元気溌溂だ...
...子供たちは元気溌溂に遊んでいた...
...元気溌溂なスピーチで会場を沸かせた...
...――一 無言に終始した益軒の侮蔑(ぶべつ)は如何に辛辣(しんらつ)を極めていたか!二 書生の恥じるのを欣(よろこ)んだ同船の客の喝采(かっさい)は如何に俗悪を極めていたか!三 益軒の知らぬ新時代の精神は年少の書生の放論の中にも如何に溌溂(はつらつ)と鼓動していたか!或弁護或新時代の評論家は「蝟集(いしゅう)する」と云う意味に「門前雀羅(じゃくら)を張る」の成語を用いた...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...容子(ようす)もすぐれて溌溂(はつらつ)としていた...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...溌溂(はつらつ)たる近代人の面目であるというように見せている...
石川啄木 「性急な思想」
...溌溂たる動作に眼を奪われるというのは...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...平常(かね)て……などにみるあンな軽い溌溂(はつらつ)さのないのが...
徳永直 「冬枯れ」
...教室の中を最も溌溂たらしめる所以である...
豊島与志雄 「反抗」
...人間の運動が東京よりも溌溂(はつらつ)と自分の眼を射るように思われたり...
夏目漱石 「行人」
...溌溂さとがあった...
葉山嘉樹 「浚渫船」
...溌溂たる活力をそなえたもので...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...生気溌溂たる陽気な所を求めて...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...多樣の生々溌溂たる作品を生産するであらうが...
槇本楠郎 「プロレタリア童謠の活用に關する覺書」
...好ちゃんの爽快溌溂の姿は目にさやかなるものがありますから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ほんとうに溌溂と語られていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ことに中村雅治は才気溌溂たる男で...
柳田国男 「故郷七十年」
...例えばこのあいだ」津留はこういうときまず舌に湿りをくれて精気溌溂(はつらつ)として...
山本周五郎 「思い違い物語」
...必ずやピンピン溌溂たる人間の...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...鮪(まぐろ)と鯛(たい)と鰹が海の色に輝きながら溌溂(はつらつ)と上って来た...
横光利一 「花園の思想」
...どうしてそれらの最も進歩した現代の溌溂(はつらつ)たる国語と協力する所がないのでしょうか...
与謝野晶子 「教育の民主主義化を要求す」
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