例文・使い方一覧でみる「溌」の意味


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...理想の淨化作用を剌の儘に保つ爲の第一要件である...   理想の淨化作用を溌剌の儘に保つ爲の第一要件であるの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...いつも不活で矮小(わいしょう)な汲取屋の馬なのである...   いつも不活溌で矮小な汲取屋の馬なのであるの読み方
梅崎春生 「庭の眺め」

...その空想が従弟に会うと非常に活に...   その空想が従弟に会うと非常に活溌にの読み方
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」

...尚ほ且つ生気溂たる政治家たるを失はざるに比すれば...   尚ほ且つ生気溌溂たる政治家たるを失はざるに比すればの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...綾子は剌としたなかに危っけのある素純な娘で...   綾子は溌剌としたなかに危っけのある素純な娘での読み方
豊島与志雄 「人間繁栄」

...――地球の歴史はすでにこの変化を予想しつつある――活(かっぱつ)なる酸素が地上の固形物と抱合(ほうごう)してしだいに減却するならば...   ――地球の歴史はすでにこの変化を予想しつつある――活溌なる酸素が地上の固形物と抱合してしだいに減却するならばの読み方
夏目漱石 「思い出す事など」

...寧ろ之を勧めて其活ならんことを願う者なれども...   寧ろ之を勧めて其活溌ならんことを願う者なれどもの読み方
福沢諭吉 「新女大学」

...智力思想の活高尚なることは王侯貴人(きにん)も眼下(がんか)に見下(みくだ)すと云う気位(きぐらい)で...   智力思想の活溌高尚なることは王侯貴人も眼下に見下すと云う気位での読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...それは古い天井からいつもぶらりと下がるほどに強い活な蜘蛛であった...   それは古い天井からいつもぶらりと下がるほどに強い活溌な蜘蛛であったの読み方
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」

...』『活、すなわち乱暴か...   』『活溌、すなわち乱暴かの読み方
前田河広一郎 「ニュー・ヨーク 『青春の自画像』より」

...それゆえより人間として自分を剌とさせると感じられる気分だけを主観的に求めて...   それゆえより人間として自分を溌剌とさせると感じられる気分だけを主観的に求めての読み方
宮本百合子 「異性の友情」

...それによって基礎づけられてより活に展開されるべき筈が...   それによって基礎づけられてより活溌に展開されるべき筈がの読み方
宮本百合子 「現実に立って」

...相変らず生気溂でね...   相変らず生気溌溂でねの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...ほんとうに溂と語られていて...   ほんとうに溌溂と語られていての読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...生き生きと活になつた(――その混雑を除いては)訳でもないのは...   生き生きと活溌になつた訳でもないのはの読み方
三好達治 「銀座街頭」

...先にはあれほど剌としてゐる詩形の魅力を...   先にはあれほど溌剌としてゐる詩形の魅力をの読み方
三好達治 「万葉集の恋歌に就て」

...この小さい連中が最も声高(こわだか)で最も活であるが...   この小さい連中が最も声高で最も活溌であるがの読み方
森鴎外 「雁」

...彼活なる同郷の人々と交らんやうもなし...   彼活溌なる同郷の人々と交らんやうもなしの読み方
森鴎外 「舞姫」

「溌」の読みかた

「溌」の書き方・書き順

いろんなフォントで「溌」

「溌」の英語の意味


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