例文・使い方一覧でみる「満身の」の意味


スポンサーリンク

...満身の重みをそれに托(たく)した...   満身の重みをそれに托したの読み方
有島武郎 「カインの末裔」

...わが勇士小浜兵曹長は満身の力をこめ...   わが勇士小浜兵曹長は満身の力をこめの読み方
海野十三 「怪塔王」

...満身の力をこめて...   満身の力をこめての読み方
海野十三 「爆薬の花籠」

...頭と肩と背とを当てて満身の力で伸びようとするが...   頭と肩と背とを当てて満身の力で伸びようとするがの読み方
永井隆 「長崎の鐘」

...天鵞毛(びろうど)を欺(あざむ)くほどの滑(なめ)らかな満身の毛は春の光りを反射して風なきにむらむらと微動するごとくに思われる...   天鵞毛を欺くほどの滑らかな満身の毛は春の光りを反射して風なきにむらむらと微動するごとくに思われるの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...〈敵ハ幾万アリトテモ スベテ烏合ノ勢ナラズ 烏合ノ勢ニ非ズトモ 味方ニ正シキ道理アリ 邪ハソレ正に勝チ難ク……〉二万十郎は剣舞で練(きた)へあげた「満身の鉄骨と憂国の血涙」と自ら誇る五尺の体躯を(彼は丈が真実五尺であつたが...   〈敵ハ幾万アリトテモ スベテ烏合ノ勢ナラズ 烏合ノ勢ニ非ズトモ 味方ニ正シキ道理アリ 邪ハソレ正に勝チ難ク……〉二万十郎は剣舞で練へあげた「満身の鉄骨と憂国の血涙」と自ら誇る五尺の体躯を(彼は丈が真実五尺であつたがの読み方
牧野信一 「サクラの花びら」

...降しては上げる満身の力と共に思はずほとばしる彼等の懸声には恰もナンシー・リーのコーラスのやうな底力が籠り...   降しては上げる満身の力と共に思はずほとばしる彼等の懸声には恰もナンシー・リーのコーラスのやうな底力が籠りの読み方
牧野信一 「雪景色」

...その代り満身の営養分を胃袋へ消費してしまう...   その代り満身の営養分を胃袋へ消費してしまうの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...満身の力を籠(こ)めてこれに抵抗したのであった...   満身の力を籠めてこれに抵抗したのであったの読み方
百瀬慎太郎 「案内人風景」

...満身の力を一本の鶴嘴に籠(こ)める君等...   満身の力を一本の鶴嘴に籠める君等の読み方
百田宗治 「地を掘る人達に」

...満身の怒りをこめた力で...   満身の怒りをこめた力での読み方
山本周五郎 「風流太平記」

...堂々と満身の愛を告白する...   堂々と満身の愛を告白するの読み方
夢野久作 「東京人の堕落時代」

...とたんに満身の毛穴から汗がながれた...   とたんに満身の毛穴から汗がながれたの読み方
吉川英治 「三国志」

...おのずから満身の血は...   おのずから満身の血はの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...裂(さ)けん一歩の前まで緊張している満身の血管がそれによっても分るほどであった...   裂けん一歩の前まで緊張している満身の血管がそれによっても分るほどであったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...そこで満身の水を切っていた弟の小七である...   そこで満身の水を切っていた弟の小七であるの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...「ふーッ……」満身の毛穴が呼吸(いき)をする...   「ふーッ……」満身の毛穴が呼吸をするの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...孤剣を抱いて臨んだ時のような――ああした満身の毛穴もよだつような悲壮も抱かなければ感傷もない...   孤剣を抱いて臨んだ時のような――ああした満身の毛穴もよだつような悲壮も抱かなければ感傷もないの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「満身の」の書き方・書き順

いろんなフォントで「満身の」


ランダム例文:
信号音   交尾期   真ん前  

【保存版】AI画像生成の日本語文字化けを直す方法!初心者でも使える無料ツール

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
夜行列車   遺言執行者   二刀流  

スポンサーリンク

トップへ戻る