例文・使い方一覧でみる「満身の」の意味


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...浩平は満身の力を鋤簾にこめて泥をすくい上げ...   浩平は満身の力を鋤簾にこめて泥をすくい上げの読み方
犬田卯 「米」

...満身の瘡痍――たゞしかすり傷だけ...   満身の瘡痍――たゞしかすり傷だけの読み方
種田山頭火 「其中日記」

...もしもの事があったら老い衰えた両親や妻子はどうなるのだと思うと満身の血潮は一時に頭に漲る...   もしもの事があったら老い衰えた両親や妻子はどうなるのだと思うと満身の血潮は一時に頭に漲るの読み方
寺田寅彦 「枯菊の影」

...実に彼が満身の熱血を沸騰点まで上衝(じょうしょう)せしめ...   実に彼が満身の熱血を沸騰点まで上衝せしめの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...頭と肩と背とを当てて満身の力で伸びようとするが...   頭と肩と背とを当てて満身の力で伸びようとするがの読み方
永井隆 「長崎の鐘」

...満身の力をこめて...   満身の力をこめての読み方
中谷宇吉郎 「異魚」

...土、釘、木片といふ物質は彼の腕力で或は粉々になつてしまふかもしれないが、それを組立てて居る無形の威力――即ち国家の権力は、彼が満身の智慧、満身の精神を以てしても、到底破却することが出来ない...   土、釘、木片といふ物質は彼の腕力で或は粉々になつてしまふかもしれないが、それを組立てて居る無形の威力――即ち国家の権力は、彼が満身の智慧、満身の精神を以てしても、到底破却することが出来ないの読み方
平出修 「逆徒」

...満身の力をこめて...   満身の力をこめての読み方
牧野信一 「バラルダ物語」

...その代り満身の営養分を胃袋へ消費してしまう...   その代り満身の営養分を胃袋へ消費してしまうの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...満身の力を集中して...   満身の力を集中しての読み方
矢田津世子 「反逆」

...満身の力で小突いた...   満身の力で小突いたの読み方
吉川英治 「大岡越前」

...満身の胆(たん)と...   満身の胆との読み方
吉川英治 「剣難女難」

...満身の汗となって...   満身の汗となっての読み方
吉川英治 「三国志」

...満身のおいきどおりで叱ッていた...   満身のおいきどおりで叱ッていたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...満身の法衣(ころも)がみな焔と化し...   満身の法衣がみな焔と化しの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...「いや、聟の血気には、ミソをつけ申したが、おもいのほか、恢復がはやく、一日もはやく、陣前に出て、汚名(おめい)をそそぎたいと、それのみ、口ぐせに申しおりますわい」聟とは、いうまでもなく、森武蔵守長可(もりむさしのかみながよし)のことで、羽黒の敗戦で、一時は、敵にも味方にも、長可(ながよし)戦死――と伝えられたが、実は、犬山城の奥でひそかに、満身の負傷を、一族の手で、必死に手当されていたのであった...   「いや、聟の血気には、ミソをつけ申したが、おもいのほか、恢復がはやく、一日もはやく、陣前に出て、汚名をそそぎたいと、それのみ、口ぐせに申しおりますわい」聟とは、いうまでもなく、森武蔵守長可のことで、羽黒の敗戦で、一時は、敵にも味方にも、長可戦死――と伝えられたが、実は、犬山城の奥でひそかに、満身の負傷を、一族の手で、必死に手当されていたのであったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...燕青(えんせい)は満身の力で主人の首カセの鍵(かぎ)を叩き割り...   燕青は満身の力で主人の首カセの鍵を叩き割りの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...それにつけて満身の雪も滴々(てきてき)としずくして落ちた...   それにつけて満身の雪も滴々としずくして落ちたの読み方
吉川英治 「源頼朝」

「満身の」の書き方・書き順

いろんなフォントで「満身の」


ランダム例文:
人恋しさ   鈍化   追従  

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