...――藤左衛門の話は、彼の心の満足に、かすかながら妙な曇りを落させた...
芥川龍之介 「或日の大石内蔵助」
...どのくらい武家の方で満足に思うか分らない」「おほほほは...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...いつどんな事が起きても生徒は満足に避難出来るものと信じてゐるのだ...
薄田泣菫 「茶話」
...人前では満足に口が利(き)けない雪子にも...
谷崎潤一郎 「細雪」
...船長はじめ検分の一行も極めて無事満足に探検を進めて...
中里介山 「大菩薩峠」
...云ふべからざる満足に充たされ...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...赤ちゃけた素焼(すやき)の鉢が彼の思い通りにがらがらと破(われ)るのさえ彼には多少の満足になった...
夏目漱石 「道草」
...名主の職は満足に出来ないのです...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...満足につとめられないやうな...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...我々はもう身元鑑定の問題は十分満足に決定したということにして話を進めるとしよう」「じゃあね」と...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...自分達もこの上なく満足に思って...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...自分の姿さへ満足には写らない...
牧野信一 「鏡地獄」
...仮にまだ理論の満足にこれを説明し得るものがなくとも...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...母の稼(かせ)ぎでは三人の米も満足には買えず...
山本周五郎 「初蕾」
...たいていのばあい虚栄心の自己満足に終ってしまう...
山本周五郎 「めおと蝶」
...満足に浸(ひた)った...
吉川英治 「私本太平記」
...古来有名な刀で満足に秘蔵されている物が余りに尠(すく)ないので悲しくなりましたよ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...満足にゆかないのが多いので...
吉川英治 「宮本武蔵」
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お使い物 ひとたまりもない 聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥
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