...而して彼は満腔の覇気...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...殊に当時猛訓練と軍事学の研究に依って軍隊の精鋭に満腔の自信を持っていたフリードリヒ大王には世人を驚嘆せしむる戦功を立てしめたのである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...「対する僕の満腔の敬意にもかかわらず...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...今なおわたくしの旧著を精読して批判の労を厭(いと)わない人があるかと思えば満腔(まんこう)唯感謝の情を覚ゆるばかりである...
永井荷風 「正宗谷崎両氏の批評に答う」
...満腔(まんこう)の誠を捧げてわが玩具(おもちゃ)となるを栄誉と思う...
夏目漱石 「虞美人草」
...これは満腔(まんこう)の敵意を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...海野君に満腔の好意を持っていることを私は知っている...
野村胡堂 「無題(故海野十三氏追悼諸家文集)」
...勇敢な君の姿を想像しながら遥かに満腔の祝盃を挙げた...
牧野信一 「初夏通信」
...」と私は満腔の想ひを空に向つて次々に追放するかのやうに腕を張り...
牧野信一 「ファティアの花鬘」
...満腔(まんこう)の敬意を感じていたのに...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...それらに満腔の拍手を送りたいと思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...不器用な足どりに満腔の感謝を覚え...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...未亡人と娘は名探偵に満腔(まんこう)の感謝を捧げた...
夢野久作 「書けない探偵小説」
...まだ拍手するには早いよ……この点に就て吾輩は特に、満腔の敬意と、感謝とを表明する次第である...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...告げぬかの際どいクライマックスに到達しようという……よろしく満腔の御期待をもって……【溶暗】……【字幕】 実母と許嫁(いいなずけ)と...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...憐れな運命の持主に満腔(まんこう)の同情を寄せると同時に...
夢野久作 「老巡査」
...呉は満腔の同情をもって...
吉川英治 「三国志」
...満腔(まんこう)の怒りを...
吉川英治 「新書太閤記」
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