例文・使い方一覧でみる「湿気の多い」の意味
スポンサーリンク...湿気の多い草地だつた... 
芥川龍之介 「山鴫」
...湿気の多い草の間に...
芥川龍之介 「槍ヶ嶽紀行」
...この頃湿気の多い...
石川欣一 「可愛い山」
...その湿気の多い三畳間を...
梅崎春生 「黄色い日日」
...湿気の多い五月の天候では...
海野十三 「空襲葬送曲」
...それだから風のない雲のないそして湿気の多い晩に露が多い訳である...
寺田寅彦 「歳時記新註」
...湿気の多いところはどうでせうかねえ……...
林芙美子 「浮雲」
...湿気の多い、悲しげな空気は縁側から匐（は）い上って畳の上に流れた...
原民喜 「死のなかの風景」
...重ぐるし春尽く我が上に残り止まる心地こそすれ春の終りの湿気の多い頭の重い状態である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...その小さな、汚（きたな）い、湿気の多い村は、Ａ川に沿っていた...
堀辰雄 「三つの挿話」
...実はもっと濡れて湿気の多い所のある男である...
松永延造 「職工と微笑」
...湿気の多い寒い幾週日のあと...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...湿気の多い島国の暑中は...
柳田国男 「木綿以前の事」
...この夏の暑い湿気の多い国で...
柳田国男 「木綿以前の事」
...北に向って湿気の多い袋地...
吉川英治 「江戸三国志」
...夏隣りの湿気の多い夜気の中にゆらめいていて...
吉川英治 「私本太平記」
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