...疲れた旅びとはそれ以上足をはこばないで...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...――ゴットフリートはそれ以上足を留めようと思っていなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...同じ色の上足袋(うわたび)を白の上に重ねていた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...半分以上足りない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...その上足許(あしもと)も不確かで...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...その上足痕はすぐに消されるほど吹雪いていた...
本庄陸男 「とも喰い」
...窪川のおばあちゃんには真綿の上足袋をあげました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「文化十二年乙亥五月七日、私儀是迄外宅仕罷在候所、去六月中より疝積、其上足痛相煩、引込罷在、種々療治仕候得共、兎角聢と不仕、兼而難渋之上、久々不相勝、別而物入多に而、此上取続無覚束奉存候間、何卒御長屋拝借仕度奉存候得共、病気引込中奉願上候も奉恐入候、依而仲間共一統奉顧上候所、願之通被仰付候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...私儀去六月下旬より疝積其上足痛相煩引込罷在候而...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...地上足の向いて行く三尺ぐらゐ前が目に入るだけになつた...
吉江喬松 「霧の旅」
...源空の上足を斬り...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...「全公は祖師西和尚の上足として...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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