...彼の心は湛然不動で、いつも冷静だ...
...彼女は湛然不動の態度で彼の攻撃を受け止めた...
...瞑想中は心を湛然不動に保つことが大切だ...
...彼は湛然不動の面持ちで法廷で証言した...
...彼女は湛然不動の姿勢で試練に立ち向かった...
......
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...湛然(たんぜん)として音なき秋の水に臨むが如く...
夏目漱石 「薤露行」
...世上幾多の尊厳と威儀とはこの湛然(たんぜん)たる可能力の裏面に伏在している...
夏目漱石 「草枕」
...湛然(たんぜん)たる水の底に明星程の光を放つ...
夏目漱石 「幻影の盾」
...湛然は陸奧の北端まで行つて居る...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...王戎(おうじゅう)まさに十歳湛然懼色(くしょく)なしとある...
南方熊楠 「十二支考」
...章安と湛然(たんねん)の『大般涅槃経疏(だいはつねはんぎょうそ)』二には...
南方熊楠 「十二支考」
...正面中央には「正宗院湛然妙総禅定尼...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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