例文・使い方一覧でみる「湖東」の意味

...俥の上から湖東の方を顧ると... 俥の上から湖東の方を顧るとの読み方
近松秋江「湖光島影」

...湖東の奧の島の三つに整つた山の影はもう稍東南の方に退いて... 湖東の奧の島の三つに整つた山の影はもう稍東南の方に退いての読み方
近松秋江「湖光島影」

...その上の方に遠く青空を支へて湖東から湖北の天を繞らしてゐる山の容（すがた）が逶（ゐい）として連なつてゐるのが次第に明かに認められてきた...
近松秋江「湖光島影」

...琵琶湖は是等の湖東の國境に連なる山脈の眺望と... 琵琶湖は是等の湖東の國境に連なる山脈の眺望との読み方
近松秋江「湖光島影」

...また湖東の地が屡戰國時代に在つて英雄の爭覇戰の行はれた史蹟に富んでゐるので...
近松秋江「湖光島影」

...湖東の方はずつと汽車が通じてゐるので... 湖東の方はずつと汽車が通じてゐるのでの読み方
近松秋江「湖光島影」

...歸航はぜひとも湖東をつて來ようと志してゐたので五時半の船に乘り遲れたら...
近松秋江「湖光島影」

...江州――琵琶湖東（びわことう）の地... 江州――琵琶湖東の地の読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...湖東地方の山野が望見される... 湖東地方の山野が望見されるの読み方
外村繁「澪標」

...麻布や蚊帳（かや）は湖東の各部落で出来... 麻布や蚊帳は湖東の各部落で出来の読み方
柳宗悦「手仕事の日本」

...「東湖東湖と世間では大騒ぎをするが」とかれは続けた... 「東湖東湖と世間では大騒ぎをするが」とかれは続けたの読み方
山本周五郎「新潮記」

...湖東や湖南に住む水上生活者の協力がなければできないことだった...
吉川英治「私本太平記」

...湖東と堅田の間を幾往復もくりかえして... 湖東と堅田の間を幾往復もくりかえしての読み方
吉川英治「私本太平記」

...堀秀政以下の湖東留守居軍とは... 堀秀政以下の湖東留守居軍とはの読み方
吉川英治「新書太閤記」

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