例文・使い方一覧でみる「湖」の意味

...コモ湖を過ぎてゼネバに来り... コモ湖を過ぎてゼネバに来りの読み方
愛知敬一「ファラデーの伝」

...日本人が書いたのでは、七十八日遊記、支那文明記、支那漫遊記、支那仏教遺物、支那風俗、支那人気質、燕山楚水（えんざんそすい）、蘇浙小観（そせつしょうかん）、北清（ほくしん）見聞録、長江（ちょうこう）十年、観光紀游、征塵録（せいじんろく）、満洲、巴蜀（はしょく）、湖南（こなん）、漢口（かんこう）、支那風韻記（しなふういんき）、支那――編輯者　それをみんな読んだのですか？小説家　何、まだ一冊も読まないのです... 日本人が書いたのでは、七十八日遊記、支那文明記、支那漫遊記、支那仏教遺物、支那風俗、支那人気質、燕山楚水、蘇浙小観、北清見聞録、長江十年、観光紀游、征塵録、満洲、巴蜀、湖南、漢口、支那風韻記、支那――編輯者　それをみんな読んだのですか？小説家　何、まだ一冊も読まないのですの読み方
芥川龍之介「奇遇」

...あたかも白波（はくは）澎沛（ほうはい）たる大湖水であった... あたかも白波澎沛たる大湖水であったの読み方
伊藤左千夫「白菊」

...ダヌンチオは十三年間黙って湖畔で暮していた... ダヌンチオは十三年間黙って湖畔で暮していたの読み方
太宰治「虚構の春」

...湖君（こくん）の王妃でございます... 湖君の王妃でございますの読み方
田中貢太郎「西湖主」

...喬生は湖縁の路を取らずに湖の中の堤を帰っていた... 喬生は湖縁の路を取らずに湖の中の堤を帰っていたの読み方
田中貢太郎「牡丹燈記」

...「あなた方が湖水の上でお祈りなさるのを見受けました... 「あなた方が湖水の上でお祈りなさるのを見受けましたの読み方
豊島与志雄「湖水と彼等」

...満湖悉ク芙蓉ニシテ々タル楊柳ハ緑ヲ罩ム... 満湖悉ク芙蓉ニシテ々タル楊柳ハ緑ヲ罩ムの読み方
永井荷風「上野」

...湖の向ふの村へ越して行つたと云ふことでした... 湖の向ふの村へ越して行つたと云ふことでしたの読み方
野口雨情「虹の橋」

...湖水（みずうみ）のように茫漠（ぼうばく）とひろがる月夜の海を... 湖水のように茫漠とひろがる月夜の海をの読み方
久生十蘭「あなたも私も」

...案内車を先に立てながら富士の五湖をまはつて来ようと... 案内車を先に立てながら富士の五湖をまはつて来ようとの読み方
牧野信一「湖の夢」

...湖（みずうみ）の上で... 湖の上での読み方
セルマ・ラーゲルレーヴ　Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳「ニールスのふしぎな旅」

...宮崎湖処子の『帰省』という心持にしても... 宮崎湖処子の『帰省』という心持にしてもの読み方
柳田国男「故郷七十年」

...晩年の楓湖翁は視力が衰えて細筆は困難となったが... 晩年の楓湖翁は視力が衰えて細筆は困難となったがの読み方
山本笑月「明治世相百話」