例文・使い方一覧でみる「湎」の意味


スポンサーリンク

...自分の周圍に在つて此沈を支へて呉れる人と云ふもの――社會と云ふもの――の温かなる好意が必要になつて來る...   自分の周圍に在つて此沈湎を支へて呉れる人と云ふもの――社會と云ふもの――の温かなる好意が必要になつて來るの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...生中(なまなか)天分の乏しいのを知りつつも文学三昧に沈(ちんめん)するは文学を冒涜する罪悪であると思詰め...   生中天分の乏しいのを知りつつも文学三昧に沈湎するは文学を冒涜する罪悪であると思詰めの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...淫蕩の真似事に沈したのである...   淫蕩の真似事に沈湎したのであるの読み方
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」

...現在の気分に沈させる用をしかなさなかった...   現在の気分に沈湎させる用をしかなさなかったの読み方
豊島与志雄 「立枯れ」

...沈(ちんめん)することがその生命である...   沈湎することがその生命であるの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...この日も君江はこの快感に沈(ちんめん)して...   この日も君江はこの快感に沈湎しての読み方
永井荷風 「つゆのあとさき」

...その疾苦のうちに沈(ちんめん)しながらも...   その疾苦のうちに沈湎しながらもの読み方
野村胡堂 「楽聖物語」

...心から享楽に沈し得ないやつらしいと一般がすぐ見てとった...   心から享楽に沈湎し得ないやつらしいと一般がすぐ見てとったの読み方
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」

...その状あたかも沈冒色...   その状あたかも沈湎冒色の読み方
福沢諭吉 「学問のすすめ」

...怖ろしい無念無想に沈してゐた...   怖ろしい無念無想に沈湎してゐたの読み方
牧野信一 「驚いた話」

...彼が酒色に沈(ちんめん)していた頃...   彼が酒色に沈湎していた頃の読み方
吉川英治 「剣難女難」

...諸将みな沈(ちんめん)...   諸将みな沈湎の読み方
吉川英治 「三国志」

...味ない酒をただ沈(ちんめん)と仰飲(あお)っていたが...   味ない酒をただ沈湎と仰飲っていたがの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...宋江も酔って沈(ちんめん)といるだけだった...   宋江も酔って沈湎といるだけだったの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...沈(ちんめん)とした面(おもて)を...   沈湎とした面をの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...沈(ちんめん)と額(ひたい)づえついていた清十郎が...   沈湎と額づえついていた清十郎がの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...沈(ちんめん)と独りの想いに耽ることが多かった...   沈湎と独りの想いに耽ることが多かったの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...沈(ちんめん)しているかと思えば...   沈湎しているかと思えばの読み方
吉川英治 「山浦清麿」

「湎」の読みかた

「湎」の書き方・書き順

いろんなフォントで「湎」


ランダム例文:
積雪   綾部   発射地点  

縁起がいい言葉・漢字一覧|無料で使える日本語表現集

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
四面楚歌   青切符   異常震域  

スポンサーリンク

トップへ戻る