...犬の人に尾する能はずして水に游ぎて渡りたる所ありき...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...プレシオサウルスなどと名づける鯨のやうな大きな蜥蜴類が無数に游いで居た...
丘浅次郎 「人類の将来」
...水中を游ぐものも...
丘浅次郎 「人類の将来」
...舞鶴(ぶくわく)天に游(あそ)ぶが如し」とあるから...
薄田泣菫 「茶話」
...僕(アレ)游岐(オキ)ノ島に在りて...
高木敏雄 「比較神話学」
...夫人はその老躯を以て今夏再び嚴島に游び...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...demi-mondaines の游弋(ゆうよく)隊とが衝突して散った...
谷譲次 「踊る地平線」
...メダカが游(およ)ぐ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...蜜のような愛のいぶきにその胸をふくらませて汝らめおとづれの游牧者をこしらえたのであろう...
中勘助 「島守」
...實踐から游離された思惟の現實性或ひは非現實性に關する爭は...
三木清 「認識論」
...さてかの国々の蛇は大抵水辺を好み沙漠に棲むものまでも時に湖に游ぐ事あり(バルフォル『印度事彙』三巻五七四頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...毎年相模湾の奥に回游して来るカツオやマグロが一度も来なかったと言われている(丸川久俊...
武者金吉 「地震なまず」
...手帳は富士川游さんが嶺松寺の墓誌銘に就いて抄録したものである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...天明六年丙午八月廿日誕、文政二年己卯八月初四日逝、游竜彦次郎俊良、行年三十四歳...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...富士川游さんの所蔵の蘭軒随筆二巻がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その「優游翰墨托高踪」と云ふは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...游藁の詩に、「知君昨自洛城西」の句がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...保さんと游さんと墨汁師とである...
森鴎外 「渋江抽斎」
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