...私は今日初めて日本人のほんとうの温かい気持に触れたような気がします...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...昨日は寒かつたが今日は温かい...
種田山頭火 「行乞記」
...またモンセーニュールも彼に対してはもっと温かい態度を示してもよかりそうなものであった...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...母の温かい愛というものとは...
豊島与志雄 「オランウータン」
...失礼でございますが」温かい酒の一献(いっこん)を主膳にすすめました...
中里介山 「大菩薩峠」
...気候はこの通り温かいのですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...温かい『あきらめ』の教訓が与へられる...
中沢臨川 「愛は、力は土より」
...季節からいうとむしろ早過ぎる瓦斯煖炉(ガスだんろ)の温かい(ほのお)をもう見て来た...
夏目漱石 「明暗」
...神秘主義は生命が呼吸および温かい血液に依存するという認識を原始人に失わせることはなかった...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...三月中ばの生温かい陽は廊下一パイに射して...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...「お園」美しさも、香ばしさも、在りし日のお園と変りません、温かい唇も、軟かい頬も、其の儘のお園が、蘇生(よみがえ)って丈太郎の腕の中に、思いもよらぬ艶かしい媚態を尽すのです...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...一温かい、香ばしい芙蓉(ふよう)の花弁(はなびら)が、そっと頬に触れた――...
野村胡堂 「焔の中に歌う」
...それに小屋はとても温かいですよ」大型車が道路を行けども行けども無人だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...吾々に近づけば近づくほどその美は温かい...
柳宗悦 「民藝四十年」
...生温かい牛乳の瓶を握りつつ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...抱いた花子の温かい優しい胸を喜んだ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...この世ほど温かい人情の浄土はないと思われもする...
吉川英治 「親鸞」
...温かい情緒を取り去ったように見えるのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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