...彼は渡世人として各地を旅している...
...渡世人のようになって、世の中を知りたいと思っている...
...渡世人の生き様に感銘を受けた...
...渡世人の物語を読んで感動した...
...渡世人のように転々とする生活に憧れている...
...相撲か、役者か、渡世人か、いきな処で、こはだの鮨(すし)は、もう居ない...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...渡世人(とせいにん)の姿勢を崩さず...
富田常雄 「刺青」
...荒っぽい渡世人(とせいにん)にも成る筈だねえ...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...喧嘩師(ポンサー)などの渡世人(スポウテイ)...
久生十蘭 「復活祭」
...早くも上がってきた頬に刀傷のある目の険しい五十彼是(かれこれ)の渡世人上がりの四谷杉大門の寄席の主へ...
正岡容 「小説 圓朝」
...昨日渡世人の足を洗ったばかりという老侠へ止むないことから喧嘩を挑みかかる日本左衛門の意気地を叙した一席だった...
正岡容 「寄席行燈」
...長五 しかし女は買わず酒は飲まずの渡世人というのも珍しかろうぜ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...しかし筑波を荒したのが三ン下にしろ渡世人のはしくれだったと...
三好十郎 「斬られの仙太」
...長五 しかし女は買わず酒は飲まずの渡世人と言うのも珍しかろうぜ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...世間の抜道を斜(はす)に歩く俺らのような渡世人にゃ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...渡世人らしい旅人が一人休んで居る...
山中貞雄 「森の石松」
...通りかかった……これも渡世人の旅人が三人...
山中貞雄 「森の石松」
...おそらく渡世人だろうと推察していた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...ここいらの宿屋の亭主には渡世人上りが多いという話を……...
夢野久作 「斬られたさに」
...乾分(こぶん)に押立てられてイヤイヤながら渡世人の座布団に坐り...
夢野久作 「二重心臓」
...好きで渡世人になった訳じゃないし...
夢野久作 「二重心臓」
...月代(さかやき)の伸びた荒くれ男どもは本職の渡世人らしく...
夢野久作 「名娼満月」
...並居(なみい)る渡世人や百姓の面々は...
夢野久作 「名娼満月」
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