...門際の流(ながれ)に臨むと、頃日(このごろ)の雨で、用水が水嵩(みずかさ)増して溢(あふ)るるばかり道へ波を打って、しかも濁らず、蒼(あお)く飜(ひるがえ)って竜(りょう)の躍るがごとく、茂(しげり)の下(もと)を流るるさえあるに、大空から賤機山(しずはたやま)の蔭がさすので、橋を渡る時、夫人は洋傘(かさ)をすぼめた...
泉鏡花 「婦系図」
...渡る一歩ごとにふわりふわりとゆれる...
板倉勝宣 「山と雪の日記」
...朝鮮に渡るこのとば口で...
高見順 「いやな感じ」
...雲助(くもすけ)とかの肩によって渡る御侍...
寺田寅彦 「東上記」
...破滅の叫び……その叫びの声はモアブの全地に響き渡る...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...麗(うらら)かなる日影の大地を渡るに異ならず...
夏目漱石 「薤露行」
...煙は拭(ぬぐ)うがごとく一掃(ひとはき)に上から下まで漸次(ぜんじ)に晴れ渡る...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...夢中で橋を渡ると...
原民喜 「壊滅の序曲」
...ほととぎす沓掛橋を渡る頃夫人の脚は労れたるかな といふ歌を十年振りで私が詠んだ時の事である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...残らず橋を渡るや否や...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...沈黙の潮(うしお)の上を船で渡るのだ...
ホフマンスタアル Hugo von Hofmannsthal 森鴎外訳 「痴人と死と」
...あしたヨーロッパ中の首都に知れ渡るはずだったんだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...サザンプトンへ行ってジャージー島経由でフランスへ渡る...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...月を孕(はら)んだ雲の表を渡る鳥があった...
山本周五郎 「柳橋物語」
...それにしても同じ危い橋を渡るならば...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...遣瀬(やるせ)ないほど身に沁(し)み渡る...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その短刀が人の手に渡ることを怖れて終生逃げ廻っていたらしい...
吉川英治 「江戸三国志」
...鴻(こう)の啼(な)き渡るほか...
吉川英治 「新・水滸伝」
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