...又渡り職人の仲間へ陥(お)ちて行っていた...
徳田秋声 「あらくれ」
...喰(く)いつめた渡り職人...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ショオマレェは時計直しの渡り職人になり...
久生十蘭 「海難記」
...サッポロに集まった渡り職人どもにはこいつはちッとばかり大仕事かと思いますね...
本庄陸男 「石狩川」
...堀東の理髪店に杉さんという渡り職人がいた...
山本周五郎 「青べか物語」
...堀東の理髪店に杉(すぎ)さんという渡り職人がいた...
山本周五郎 「青べか物語」
...渡り職人じゃありません...
吉川英治 「治郎吉格子」
...それらの条件にものをいわせて、花街一帯から、宿屋、ばくち場、両替屋出入りの客などをお花客(とくい)にして、大きな商賈(しょうこ)となっているうえ、渡り職人や、旅稼(たびかせ)ぎの女芸人にいたるまで、他国者(よそもの)が入市するには、ぜひとも、(ここで幾月稼がせていただきます)と、施恩の店へあいさつに出て、つけとどけをしなければ土地で働けないような仕組みになっていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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