...遠藤長之助も渡りをつけてをるらしいし...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...綱渡りの芸などするに...
巌谷小波 「こがね丸」
...みんなが渡りました...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...渡り居るうちには...
大町桂月 「多摩川冒險記」
...先ず無事に亦河を渡り...
関寛 「関牧塲創業記事」
...私どもは人生を橋渡りに喩(たと)えた...
高神覚昇 「般若心経講義」
...カーテンの頂辺(てっぺん)へ登つて行つて綱渡りのやうな軽業をした仔猫の動作が...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...ドールン (口ずさむ)「月は夜ぞらを渡りゆく」……ソーリン わしはコースチャに...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...夫が言論界や文学や科学の世界にまで浸み渡り始めたのは...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...故に此の魏國まで知れ渡りたる攻撃の事を...
内藤湖南 「卑彌呼考」
......
長沢佑 「貧農のうたえる詩」
...水を渡り蒼空(あおぞら)に響いて...
野村胡堂 「楽聖物語」
...身を切るような冷たい海を泳ぎ渡り...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...子息はアメリカへ渡り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...長舟(をさふね)村を経吉井川を渡り四里藤井駅...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ダルマからダルマへ渡り...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...渡りあうこと幾十合...
吉川英治 「三国志」
...渡りまで見送ってから...
吉川英治 「私本太平記」
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