...云ひ渡す事がある...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...印刷屋へ渡すだけの金を氷峰に受け取らせた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...この怪塔ロケット隊の指揮権を渡すか」それを聞くと...
海野十三 「怪塔王」
...見渡すかぎりの砂...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...今日(こんにち)に至り漸く丸木舟にて渡すとて川向に着す...
関寛 「関牧塲創業記事」
...妙子母子を三好の方へ引き渡すのは勿論(もちろん)のこと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...何となればそのためには同一の条件の下に同一ならざる結果が起こるということを証明せねばならぬのであるが恰も吾々は条件を厳密に残りなく見渡すことはすでに述べた如く不可能であるから...
戸坂潤 「カントと現代の科学」
...この見渡す海岸のいずれの地点にかその人が待兼ねていないとも限らないのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...かりに形式で申し渡すだけなんだから」「ちぇッ」「ねえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...今日引渡す筈だつた目録(もくろく)を作つて居たし...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大阪で渡す約束の金額の一部を横浜まで送るための輸送費と保険料は政府の損になることをあきらめましょうというわけである...
服部之総 「明治の五十銭銀貨」
...好からぬはその絹衣を侍臣どもに渡すと...
南方熊楠 「十二支考」
...「斯んな物が」と三次に渡す...
山中貞雄 「恋と十手と巾着切」
...道理で見渡す限り点点(てんてん)として...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...われらは天下を渡すわけには参らぬ! 秀頼公をさしおいて...
吉川英治 「大谷刑部」
...そして物具(もののぐ)奉行の佐備(さび)正安へ渡すがよい...
吉川英治 「私本太平記」
...おいそれと渡すような大名は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...彼へ手渡す例の古びた革(かわ)の巾着(きんちゃく)を...
吉川英治 「宮本武蔵」
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