...僕は勿論(もちろん)腹も減りはじめた...
芥川龍之介 「冬」
...蝋は減り尽した...
石川啄木 「弓町より」
...金の減り方が眼に見えぬほどずつ違ってくるのだよ...
江戸川乱歩 「鏡地獄」
...その眼にも見えぬ減り方の違いが...
江戸川乱歩 「鏡地獄」
...客はがらりと減りました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...そういううちにも青菜(レタス)は刻々に減り...
谷譲次 「踊る地平線」
...眼前の大自然の美しさは増しても減りはしなかった...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...あの階段の磨り減り方がプロバビリティ曲線(カーブ)になっているなあ」と額を指差しておられる...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...せっかくの逸話もあまり長くかかるので聴手が一人減り二人減って...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...それが七両に減りましたが――」「たいそう少ないようだが」「ヘエ――」「お前のお神さんは手伝っていたわけじゃないのか」「お手伝いも致しましたが――」女主人お米の徹底した吝嗇(りんしょく)振りはさすがに和助の口から言い兼ねた様子です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...見てゐて腹減り、帰りに煉瓦亭へ寄らうと考へつゝ見る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...聴講者は一人減り二人減り...
穂積陳重 「法窓夜話」
...それぞれに属していた多くの弟子たちも一人減り二人減り...
正岡容 「小説 圓朝」
...僕らがかけあるいて少し位倒れたってそんなにひどくとりいれが減りはしないんだ...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...しかもその割りに石炭の減りようが烈(はげ)しいように思った...
夢野久作 「難船小僧」
...子供は一人減り二人減りしてとうとう見えなくなりまして...
夢野久作 「オシャベリ姫」
...「お腹が減りはしませんか...
吉川英治 「折々の記」
...「地蔵様へ、花供(あ)げろ」ぞろぞろ、尾(つ)いて歩いていた子供たちも、一人減(へ)り、二人減り、彼のまわりは、もう寒い伊吹颪(いぶきおろし)と夕闇だけだった...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
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