...京都の仙洞御所(せんとうごしょ)のなかで清涼殿(せいりょうでん)の前庭をかこんだ一帯の風趣であったのです...
石原純 「アインシュタイン教授をわが国に迎えて」
...西側は清涼殿のおもてで...
石原純 「アインシュタイン教授をわが国に迎えて」
...何食わぬ顔をして翌日清涼殿の御歌合せの御会へのぞみました...
上村松園 「謡曲と画題」
...御車(みくるま)にもめし玉はず俄に御沓(くつ)をすゝめ玉ひて清涼殿に立せ玉ひ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
... 清涼殿に侍候(じかう)ありし時...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...大雷清涼殿に隕(おち)て藤原清貫(きよつら)(大納言)平稀世(たひらのまれよ)(右中弁)其外侍候(じかう)の人々雷火に即死(そくし)す...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...或る日清涼殿(せいりょうでん)に落雷して満廷の公卿(くげ)たちが顔色を失った折に...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...清涼殿(せいりょうでん)に続いた後涼殿(こうりょうでん)に住んでいた更衣をほかへお移しになって桐壺の更衣へ休息室としてお与えになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...清涼殿は東面しているが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...清涼殿(せいりょうでん)の正面の階段(きざはし)を下がって拝礼をした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...清涼殿の音楽の御遊びの時...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...帝(みかど)の御夢に先帝が清涼殿の階段(きざはし)の所へお立ちになって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それは清涼殿(せいりょうでん)のことで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...清涼殿での音楽よりも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...清涼殿(せいりょうでん)の梁(うつばり)の数まで読みそらんじている別拵(べつごしら)えな人間様だぞ...
吉川英治 「私本太平記」
...清涼殿(せいりょうでん)いったいは巨大な氷室(ひむろ)と異(ことな)らなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...清涼殿(せいりょうでん)の南の廂(ひさし)にあたるところである...
吉川英治 「私本太平記」
...清涼殿に落雷があって...
吉川英治 「平の将門」
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