...」「混乱したる喜悦の...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...私の気もちは混乱した...
中勘助 「結婚」
...悲しいとか情ないとかいうよりも最(も)っと強い混乱した感情に打(うた)れます...
永井荷風 「監獄署の裏」
...混乱した頭脳(あたま)のために...
中里介山 「大菩薩峠」
...『万葉集』中の東歌(あずまうた)や防人歌(さきもりのうた)のごとき東国語においては同じ仮名にあたる二音の区別が混乱した例が少なくなく...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...劇場が大混乱した時...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...混乱したものが彼の胸のなかで徐(おもむ)ろに整理されつつあるのだろう...
本庄陸男 「石狩川」
...新しく切り開かれた赤土の道で、両岸の崖も模型図のやうに鮮やかに赧い断層面をそばだてゝゐて、黄ばみの強い陽が降り灑いでゐるので、熱帯地の真昼を想はせるかのやうに熾烈な光線に射られて初めから樽野はまぶし気に眉を顰めてゐたのだつたが、にわかに光りがぐる/\と渦を巻きはぢめ、忽ち物の象(かたち)が煙りに沈んでゆくかのやうに薄ぼやけ、そして、滅茶々々に色硝子の器物が砕け散るかのやうに、混乱した...
牧野信一 「村のストア派」
...コノール (心が混乱したように)レッド・ブランチ!……レッド・ブランチ! せめても...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「ウスナの家」
...しかもぼんやりしたり混乱したりしているその内容のままで日暮しをしているかという...
宮本百合子 「異性の間の友情」
...自分の頭が混乱したり...
三好十郎 「歩くこと」
...なにか混乱したような音楽...
三好十郎 「樹氷」
...一層混乱した悲しいものに邂逅(かいこう)した...
室生犀星 「花桐」
...そこに美醜に対する混乱した認識よりないならば...
柳宗悦 「工藝の道」
...混乱したヒステリーの気儘を表現した...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...濮陽(ぼくよう)の城内は混乱した...
吉川英治 「三国志」
...呪文が解けた我々はギャーギャー鳴きわめく混乱したペンギン達よりも一層気違いじみた有様で都市へと引き返した...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...かく見れば耄及愚翁本が当初よりすでに秩序の混乱した『枕草紙』を『枕草紙』として取り扱った...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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