...ぜひ学生官吏等の淵叢地に店を開かねばならぬ...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...碩儒(せきじゅ)の淵叢(えんそう)たるゲルマン帝国のごとき...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...これ等は江南地方は文物の淵叢にして...
内藤湖南 「文溯閣の四庫全書」
...あたかもこの時に当り小説家の淵叢(えんそう)たりし硯友杜(けんゆうしゃ)の才人元禄文学の研究と共にまた盛んに俳句を咏ぜしは斯道(しどう)の復興に与(あずか)つて甚(はなはだ)力ありしなり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...四條ノ地ハ固ヨリ名媛麗妹ノ淵叢ト爲ス...
永井荷風 「十年振」
...いはゆる風流の淵叢となつてゐた...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...処もあろうに現代文化の淵叢(えんそう)であり権威である九州帝国大学のまん中の...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...この地かならず賢人(けんじん)の淵叢(えんそう)たらん――と予言したことは...
吉川英治 「三国志」
...例の「君台観左右帳記」にも見られるような淵叢(えんそう)を成したことは人も知る所である...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...一つの大淵叢(だいえんそう)をなしているのだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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