...彼の深邃な考えにはいつも感銘を受ける...
...この小説は深邃なテーマを扱っている...
...彼女の深邃な瞳には様々な感情が宿っている...
...深邃な森の中を散歩するのはとてもリラックスできる...
...我等は日ごとにペトラルカの深邃(しんすゐ)なる趣味といふことを教へられき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...今から三十年前にこういう深邃(しんすい)な美学論が飜訳されたというは恐らく今の若い人たちの思掛けない事であろう...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...ビェリンスキーやドブロリューボフを祖述する二葉亭の文学論は当時の女学生の耳には(恐らくは今の女学生にも)余りに高遠深邃(しんすい)であって...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...到底かかる高遠深邃の教義を理解し受容すること能わざりしが故に...
高木敏雄 「比較神話学」
...それがまた通り一遍の知識でなく悉(ことごと)く皆深邃(しんすい)の域に達していられた...
牧野富太郎 「植物記」
...そしてそのような深邃なもの新しいものを知ろうという好奇心と...
三木清 「語られざる哲学」
...哲学をたいへんに高遠で深邃(しんすい)なことと考えて...
三木清 「語られざる哲学」
...あるいは彼らは哲学の秀れた点は主として人々が高遠とし深邃として遠ざけるちょうどその点にあると思惟する...
三木清 「語られざる哲学」
...簾幕深邃...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...詩引に「幕府下特恩之命、賜邸於小川街、而邸未竣重修之功、公来居丸山荘、荘園鉅大深邃、渓山之趣為不乏矣、公日行渉為娯」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...註云、客歳春夏之際、吾公嬰疾辞職、而至冬大痊、幕府下特恩之命、賜邸於小川街、而邸未竣重修之功、公来居丸山荘、荘園鉅大深邃、渓山之趣、為不乏矣、公日行渉為娯、故結末及之...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...1950あの学問で深邃(しんすい)に領略するのだね...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...君は先づ深邃(しんすゐ)なる批評家として著れ...
山路愛山 「北村透谷君」
...そうしてそれを理論づけている世阿弥の芸論にはかなり深邃なものがある...
和辻哲郎 「鎖国」
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