...その後に次いで来た深甚な沈退時代を見るにつけてもなおさら我々はこの隆盛期に対して完全な賛美を捧げないわけにはゆかないのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...且つ深甚であったかを示している...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...深甚(しんじん)なる謝意(しゃい)と敬意とを捧ぐるものなり」「ああ...
海野十三 「地球要塞」
...深甚なる敬意を表す...
海野十三 「地球要塞」
...かくの如き道徳上深甚の意義あるに拘(かか)わらず...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...実に激烈深甚にして...
高木敏雄 「比較神話学」
...しかし「原大陸」の茫漠(ぼうばく)たる原野以外の地球の顔を見たことのないスラヴの民には「田ごとの月」の深甚(しんじん)な意義がわかろうはずはないのである...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...彼の尊ぶ所は深甚(しんじん)なる意気の旺盛(おうせい)のみ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...深甚(しんじん)なる研究も興味も持ってはいるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...ワグナーの音楽の感銘は強大深甚(しんじん)で...
野村胡堂 「楽聖物語」
...その歩(あゆ)みは巨人的でその音楽の後世への影響の深甚(しんじん)さは否むべくもない...
野村胡堂 「楽聖物語」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...余は子の教育に関しては深甚なる抱負を持つ者なり...
牧野信一 「淡雪」
...余は子の教育に関しては深甚なる抱負を持つ者なり...
牧野信一 「サフランの花」
...これも深甚な興味があります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...深甚に考慮して居る...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...しかも私の日々にあっては不合理の根底が深甚であってね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今より約二十年前(西暦一八六六年)我英国の法曹界に於て深甚なる注意の焦点となり...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
便利!手書き漢字入力検索