...深浅を問わず、自然の美しさを楽しむことのできる場所です...
...深浅の違う二種類の青色を組み合わせたデザインがとても鮮やかです...
...彼女の瞳の深浅に惹かれて、つい見とれてしまいました...
...塗る深浅によって、同じ色でも表情の違う絵が描けます...
...増水した川で深浅を見極めて、安全な場所を選ぶことが大切です...
...その罪の軽重(けいちょう)深浅に従い...
芥川龍之介 「おぎん」
...或は又詩的精神の深浅である...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...然れども其の人の感情を動かすの深浅より言えば文章遠く演説に及ばず...
宇田川文海 「松の操美人の生埋」
...勤労に対する覚悟の如何(いかん)と業務に対する熱意の深浅によるものとして...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...高広各六尺、其中穴あり、人入ることを得ざれば、其深浅を知らず...
高木敏雄 「比較神話学」
...その感じの深浅疎密はあるけれども...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...とりもなおさず人間そのものを視ることの深浅に因ることと考えられる...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...作者に依(よ)ってその志に高下深浅はある...
高浜虚子 「俳句への道」
...寧ろその知識の深浅...
田山録弥 「孤独と法身」
...乃至はその生活に対する判断批評の深浅...
田山録弥 「小説新論」
...芸術家その者の感動の深浅が問題であつて...
中原中也 「詩壇への願ひ」
...必ず深浅大小(しんせんだいしょう)の差異が出来るはずだ...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...学識の深浅を問わずして...
福沢諭吉 「学問の独立」
...漢学の深浅(しんせん)を論ぜん歟(か)...
福沢諭吉 「旧藩情」
...作家の主観の精粗に由て人生を味わう程度に深浅の別が生ずる...
二葉亭四迷 「平凡」
...鼻と実社会――鼻の動的表現(十一)こうして鼻の表現は、その大小、深浅、厚薄取り取りをそのままに、無意識の裡に相手に感応させております...
夢野久作 「鼻の表現」
...功の深浅を論ぜずとは...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...祖師を得ることそれ自身に深浅の別があると言えるであろうか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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