例文・使い方一覧でみる「深味」の意味


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...從來の日本建築に比して今少しく暗く今少しく深味のある光を採る...   從來の日本建築に比して今少しく暗く今少しく深味のある光を採るの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...それがまた面白そうなので私たちも段々深味(ふかみ)に進んでゆきました...   それがまた面白そうなので私たちも段々深味に進んでゆきましたの読み方
有島武郎 「溺れかけた兄妹」

...彼女の本当の『苦しみ』が其処で深味をましたのです...   彼女の本当の『苦しみ』が其処で深味をましたのですの読み方
伊藤野枝 「背負ひ切れぬ重荷」

...あがきのとれない生活の深味にはいったことを...   あがきのとれない生活の深味にはいったことをの読み方
伊藤野枝 「転機」

...その安心が逸子をして到底たゞでは出られないやうに深味へ陥れてゐるのであつた...   その安心が逸子をして到底たゞでは出られないやうに深味へ陥れてゐるのであつたの読み方
伊藤野枝 「惑ひ」

...また深味と強みが態度の上に出て来るといゝと思ひます...   また深味と強みが態度の上に出て来るといゝと思ひますの読み方
伊藤野枝 「妾の会つた男の人々(野依秀一、中村弧月印象録)」

...なるべく深味のところを選んで私は船を着けた...   なるべく深味のところを選んで私は船を着けたの読み方
大阪圭吉 「死の快走船」

...深味がない...   深味がないの読み方
妹尾韶夫 「凍るアラベスク」

...深味の無いこと...   深味の無いことの読み方
太宰治 「女生徒」

...谷崎君の作は、深味、凄味などと言ふものが足りないが、内面的の作として鳥渡(ちよつと)異色がある...   谷崎君の作は、深味、凄味などと言ふものが足りないが、内面的の作として鳥渡異色があるの読み方
田山録弥 「初冬の記事」

...このすぐれた面(おも)ざしに一層の深味をあたえ...   このすぐれた面ざしに一層の深味をあたえの読み方
久生十蘭 「キャラコさん」

...その容貌は自然そのもののごとくに深味をもっているが...   その容貌は自然そのもののごとくに深味をもっているがの読み方
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」

...もっと深味のある光を帯びた...   もっと深味のある光を帯びたの読み方
堀辰雄 「風立ちぬ」

...「靜物」の深味のある生のなかに...   「靜物」の深味のある生のなかにの読み方
堀辰雄 「プルウスト雜記」

...深味のあるような人でもない...   深味のあるような人でもないの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...深味がおできになりましたね...   深味がおできになりましたねの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...ことに秋の水は銘刀(めいとう)の深味(ふかみ)ある色にさえたとえられている...   ことに秋の水は銘刀の深味ある色にさえたとえられているの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...なんともいえない深味のある色じゃございませんか」すぐそこまで来たのをみると...   なんともいえない深味のある色じゃございませんか」すぐそこまで来たのをみるとの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「深味」の読みかた

「深味」の書き方・書き順

いろんなフォントで「深味」


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