...彼とは深厚な友情がある...
...彼女の深厚な感情に触れた...
...その問題には深厚な知識が必要だ...
...彼は深厚な哲学的思考を持っている...
...彼女は深厚な信仰心を持っている...
...太子ハ深厚ナル哀悼ノ意ヲ直チニ在ヴィルプール王宮並ニ政庁ニ送達...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...深厚の敬意を払ひつゝある私であります...
土井晩翠 「漱石さんのロンドンにおけるエピソード」
...余は不幸にして侯の人物及び經綸に深厚なる同情を表する能はず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...余は不幸にして侯の人物及び経綸に深厚なる同情を表する能はず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...山県侯に深厚なる同情を表する政論家なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼れの友誼心の深厚にして且つ恒久的なりしは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...氏に対する同情は以前の如く深厚ならざむとするに至れり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...著作者の同情深厚ならざるときはその制作は必ず潤(うるお)いなき諷刺に堕(お)ち...
永井荷風 「十日の菊」
...この世界は三四郎にとって最も深厚な世界である...
夏目漱石 「三四郎」
...深厚博大の趣味が波動的に伝って行って...
夏目漱石 「創作家の態度」
...円熟して深厚な趣味を体して...
夏目漱石 「野分」
...「徳を樹つること深厚」も...
蜷川新 「天皇」
...「徳を樹(た)つること深厚に」と書いてある...
蜷川新 「天皇」
...吾人が夫人に対して深厚なる感謝を捧げざるを得ないところである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...深厚なる敬意を表するを禁(とど)めることが出来なかった...
穂積陳重 「法窓夜話」
...織田萬博士および船山曄智君の好意に対して深厚なる謝意を表せねばならぬ...
穂積陳重 「法窓夜話」
...汝王たるを望まば所用ありとて竜猛にその頭を求めよ慈悲深厚な菩薩故決して辞まぬだろと勧めた...
南方熊楠 「十二支考」
...その人の全身の表現と深厚なる関係を持っているものである...
夢野久作 「鼻の表現」
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