...汝は十九世紀の医学は人間という奇蹟的の小天地をことごとく究め尽せしものと思うや...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...雜誌『小天地』の廢刊と同時に京都に移り...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...稻の葉に止まつた可憐な姿又籠の中の小天地に元氣に飛び交ふ樣などを飽かず眺めて樂しむのであつた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...私はいわば水中の小天地を窺って...
外村繁 「澪標」
...この多事なる世界は日となく夜となく回転しつつ波瀾(はらん)を生じつつある間に我輩のすむ小天地にも小回転と小波瀾があって我下宿の主人公はその尨大(ぼうだい)なる身体を賭(と)してかの小冠者差配と雌雄(しゆう)を決せんとしつつある...
夏目漱石 「倫敦消息」
...日本封建制の最下部を支える農奴主の小天地――領主が幾人変ろうと...
服部之総 「加波山」
...京都の小天地にのみ跼蹐して滿足し得た時代は既に過ぎ去つたのである...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...あるいはこの不自由なる小天地に長く跼蹐(きょくせき)せる反響として...
福田英子 「妾の半生涯」
...ただ俳句十七字の小天地に今までは辛(かろ)うじて一山一水一草一木を写し出だししものを...
正岡子規 「俳人蕪村」
...人間は小天地想(ミクロコスミスムス)なり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...類想と個想(小天地想)とは...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...小天地想の人間派の別を立て...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...蟇六(がまろく)夫婦が事に小天地想あらはれたらば...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...即是れ小天地の圖に對して大天地の影を望む境界なり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...蕨採りと言ッたところがさのみ面白い遊戯でもない,が摺鉢(すりばち)のような小天地で育ッている見聞きの狭い田舎の小児(こども)には...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...下北半島の小天地の生活であった...
柳田国男 「雪国の春」
...此小天地の中の読者の頭の程度に応じて...
山本宣治 「婦人雑誌と猫」
...一土塊(どかい)の小天地があるのみだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
- アナウンサーの井端弘和さん: 侍ジャパンの監督としてWBCメンバーを発表しました ⚾
- スキー選手の小林陵侑さん: ジャンプ競技で活躍し、団体戦優勝に貢献 🏆
- 俳優の高橋文哉さん: 『ブルーロック』の主人公・潔世一役を演じる🎭
