...何でも身のほどを忘れないように慎(つつし)み深くするのが上分別(じょうふんべつ)です...
芥川龍之介 「三つの宝」
...一層感じを深くするのであります...
井上準之助 「最近欧米に於ける財政経済事情」
...今問題にしようとする金堂壁画の美に至ってはますますその感を深くする...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...無くて七癖の感を深くする...
辰野隆 「愛書癖」
...小説家は学問を深くする必要はないが...
田山録弥 「私の考へてゐる事」
...慎深くする...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...寧ろ興にまかせてその誤認を猶(なお)深くするような挙動や話をして...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...そして今更のように世の中というものは複雑極まるものであるという感を深くする...
中谷宇吉郎 「千里眼その他」
...または一層孝心を深くするための叙述になります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...せめて中学程度の学校では生徒と教師の間柄を深くすることは出来まいか...
新渡戸稲造 「教育家の教育」
...(不安をまた深くする)文太郎 (三次郎等に)お前達も喋(しゃべ)るな...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...近来それら諸先生の著書を繙く機会のあるたびにその感を深くするのである...
三木清 「読書遍歴」
...いっそうその感を深くする常陸の妻であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...一方で死んだ夫がやさしく親切であったことを回想して哀悼の情を深くするかと思うと...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...布志名浅利氏等に逢うてその感を深くする...
柳宗悦 「雲石紀行」
...おみやには深くするどくひびいたようだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...親の業苦(ごうく)を深くする不肖(ふしょう)な者となりましょう...
吉川英治 「新・水滸伝」
...役者が巧妙な芸を演ずれば演ずるほど我々はますます醜悪の感を深くするのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利!手書き漢字入力検索
