...この寺は明治三年神仏混淆(こんかう)の時にお廃止になつた生玉東門(とうもん)の遍照院の後身である...
薄田泣菫 「茶話」
...即ち此の善悪混淆...
高浜虚子 「落葉降る下にて」
...神仏の混淆していたものが悉(ことごと)く区別され...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...この「歯」で食物をつッつきまぜ返して消化液をほどよく混淆(こんこう)させるのだそうである...
寺田寅彦 「自由画稿」
...自然科学的認識は論理と混淆し...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...真実の苦情と虚偽の感情とのその混淆(こんこう)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その中には眞僞混淆したものがある...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...その時の情緒と感覚との混淆(こんこう)ほど快いものはないとしている...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...神仏混淆(しんぶつこんこう)のチグハグなもので...
中里介山 「大菩薩峠」
...神仏混淆がやかましくなって以来の分離なのだから...
中里介山 「武州喜多院」
...期待(きたい)して居(ゐ)た或(ある)物(もの)を俄(にはか)に奪(うば)ひ去(さ)られた樣(やう)な絶望(ぜつばう)とが混淆(こんかう)し紛糾(ふんきう)した自暴自棄(やけ)の態度(たいど)を以(もつ)ておつぎを責(せ)めた...
長塚節 「土」
...もちろん伝来の仏教や道教が多少混淆しているが...
中谷宇吉郎 「露伴先生と神仙道」
...妙に雅俗混淆(がぞくこんこう)な夢を見たものだと思った...
夏目漱石 「草枕」
...芸術と科学との混淆...
平林初之輔 「文学の本質について(二)」
...神佛混淆を禁じて寺社の風景を傷ふたるが如きは...
福沢諭吉 「帝室論」
...歴史は彼にとつて「誤謬(ごびゅう)と強力との混淆物」と見えた...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...不敢混淆...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...戦国時代における夷狄(いてき)との混淆(こんこう)は顕著な事実である...
和辻哲郎 「孔子」
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