...』信吾は少し言淀んで...
石川啄木 「鳥影」
...――淀んだ輪がまたそれに合せて踊り始める...
石川啄木 「鳥影」
...淀屋(よどや)か何か知らないが...
泉鏡花 「薄紅梅」
...淀みなく返事をしながら...
泉鏡花 「婦系図」
...これにギョッとして立淀(たちよど)んだけれども...
泉鏡花 「海異記」
...そう見えるんですよ」「実はね」と白木は少し言い淀(よど)んだ...
梅崎春生 「黄色い日日」
...淀橋の瓦斯(ガス)タンクより右の方へ三十度ばかり傾(かたむ)いたところにこんもりとした森が見えますが...
海野十三 「三角形の恐怖」
...それ等が淀(よど)んだ空気の中に...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...廂間(ひさしあい)から淀(よど)んだ空を仰ぎ溜息(ためいき)を吐(つ)いたが...
徳田秋声 「縮図」
...流れや淀みを至る所に作る...
豊島与志雄 「蛸の如きもの」
...のろく渦を巻いたり淀んだりしているなかに...
豊島与志雄 「録音集」
...子供等が四五人でがや/\と騷ぎながら此溪流の淀みに泳いて居る...
長塚節 「旅の日記」
...大井樣に當てつけがましいと存じまして」「お燗番(かんばん)は?」「お勝手に任せましたが」お染の答へは何んの淀(よど)みもなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次はフト足を淀ませました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...四階の空いた部屋で用談を済ませました」答弁はすらすらとしてなんの淀(よど)みもない...
森下雨村 「五階の窓」
...「それから……」と云い淀んで包みの中から反物を二反とり出した...
矢田津世子 「父」
...それも初めは、伊予の日振島(ひぶりじま)を中心に、ある限界を出なかったが、海賊の経験が、訓練を経てくる一方、官辺の無力さがだんだん分ってきたので、近頃は、四国の北東から、淡路、摂津の近海まで、悠々と横行したり、そして時には、この淀川尻の、江口、蟹島、神崎あたりへも、陸(おか)の酒を飲みに上っていた...
吉川英治 「平の将門」
...漸く淀の川船を捕えて...
和辻哲郎 「鎖国」
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