...眼の涼しい美津の顔をありあり思い浮べた...
芥川龍之介 「お律と子等と」
...もつと蔭の涼しい処に腰掛けよう...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...夕方の五時頃から涼みがてらに自動車に乗って出掛けるなんか...
高浜虚子 「別府温泉」
...林房雄(ハヤシフサオ)トイウ名(ナ)ノ一陣涼風(イチジンリョウフウ)ニソソノカサレ...
太宰治 「創生記」
...ある者は涼しげな眸(ひとみ)に羞恥(しゅうち)を含んで...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...山が青く風が涼しい...
種田山頭火 「行乞記」
...空には既に清涼の秋気が充(み)ち渡って...
田山花袋 「蒲団」
...従って審査委員自身は平気で涼しい顔をしていても...
寺田寅彦 「学位について」
...涼しい風が当って目がさめると...
徳田秋声 「足迹」
...其時の御感想は? 滅却心頭火亦涼と澄ましてお出でしたか? 何と云うても返事もせず...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...夜九時頃微雨あり涼風頓に生ず...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...くもりて風涼し...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...ただ荒涼としているばかりで...
久生十蘭 「南極記」
...楽屋は冷房がきかないが、風がよく入り、まことに涼しい...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...花世は駕の上で、さも涼しげに、小扇で日をよけながら、これらの騒ぎを眺めおろし、ゆうゆうと揺られていった...
山本周五郎 「山彦乙女」
...自分は甲板(かんぱん)の上の船客(せんきやく)に交つて涼しい汐風に吹かれて居た...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...また西涼の馬騰(ばとう)...
吉川英治 「三国志」
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