...噴水の涸れてゆく御殿の中庭...
ルイ・ベルトラン Louis Bertrand 上田敏訳 「石工」
...重信川はすつかり涸れてゐた...
種田山頭火 「松山日記」
...活ける水は涸れず...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...彼女の涸渇(こかつ)した心に一滴ずつしみ込み...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...もう声も涸(か)れきっているのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...實に昨日氣涸れむとして越えし所の處に非ずや...
長塚節 「草津行」
...「出涸(でが)らしでございます」汲んで出す茶...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...喉はすつかり涸(か)れて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あつ喉が涸(かわ)く...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...杏の花のどんよりとした季節のころにああ私は家を出で なにの學問を學んできたかむなしく青春はうしなはれて戀も 名譽も 空想も みんな泥柳の牆(かき)に涸れてしまつた...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...成熟期から晩年とその想像力の描き出す形は少し宛違つて来てはゐるが最後迄涸渇することを知らなかつた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...彼は思想の涸渇を感ずると共に失望の念を作(な)すことを禁じ得なかったであろう...
森鴎外 「鶏」
...なぜまた流(ながれ)がこう早う涸れて己達は渇に悩んでいなくてならんのか...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...年齢のために冷却し涸渇した霊魂を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...なぜ腎砂のもとになるこの排泄物だけが独り涸渇しないだろうか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...驚いたことにこの漏斗は荒挽(あらび)きして四年間も涸(か)らさないと仕上げをしないそうであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...たとえそのために人間性質のある点に関する興味が涸渇しようとも...
和辻哲郎 「ある思想家の手紙」
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