例文・使い方一覧でみる「浸み」の意味


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...赤墨汁(インキ)のやうに私の胸に浸み込んだ...   赤墨汁のやうに私の胸に浸み込んだの読み方
石川啄木 「いろ/\の言葉と人」

...さみどりの水はわが松板の船に浸み透りて...   さみどりの水はわが松板の船に浸み透りての読み方
アルテュル・ランボオ 上田敏訳 「醉ひどれ船」

...この気むずかし屋の癇癪(かんしゃく)もちの動物的な汚れが浸みこんでいるように見える老人の周囲に出没するのは何も心から...   この気むずかし屋の癇癪もちの動物的な汚れが浸みこんでいるように見える老人の周囲に出没するのは何も心からの読み方
海野十三 「仲々死なぬ彼奴」

...じいゝといふ煙りのやうな声が立ち浸みてゐる...   じいゝといふ煙りのやうな声が立ち浸みてゐるの読み方
鈴木三重吉 「桑の実」

...何処とも知れず吹入った冷たい空気が膝頭から胸に浸み通るを覚えた...   何処とも知れず吹入った冷たい空気が膝頭から胸に浸み通るを覚えたの読み方
寺田寅彦 「凩」

...それにはやはりそれが浸み込みやすいような風に自分の若い時の頭の下地が出来ていたのかもしれないと思われる...   それにはやはりそれが浸み込みやすいような風に自分の若い時の頭の下地が出来ていたのかもしれないと思われるの読み方
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」

...ニトログリセリンを砂に浸み込ませたものは...   ニトログリセリンを砂に浸み込ませたものはの読み方
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」

...全体に甘味が浸みこんでいて大変旨いのだそうである...   全体に甘味が浸みこんでいて大変旨いのだそうであるの読み方
中島敦 「環礁」

...すべての階級に広く浸み込んでいるので...   すべての階級に広く浸み込んでいるのでの読み方
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」

...汗を吹いて總身(そうみ)に浸み出はせぬかと感じた...   汗を吹いて總身に浸み出はせぬかと感じたの読み方
夏目漱石 「京に着ける夕」

...下から浸み透つた血だ...   下から浸み透つた血だの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...土間にこぼれた湯はすっかり土の肌に浸みてしまってもとの通りになりましたが...   土間にこぼれた湯はすっかり土の肌に浸みてしまってもとの通りになりましたがの読み方
林芙美子 「クララ」

...澄んだ浸み透るやうな音楽的な音を立てて...   澄んだ浸み透るやうな音楽的な音を立てての読み方
葉山嘉樹 「万福追想」

...それを沢庵の通りに圧石をして置いてよく漬いた時分に戴きますと茄子の甘味が沢庵へ浸みてどんなに美味しくなりましょう...   それを沢庵の通りに圧石をして置いてよく漬いた時分に戴きますと茄子の甘味が沢庵へ浸みてどんなに美味しくなりましょうの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...現に我々の周囲で信用を博しているところの・そして我々の父たちの種によって我々の霊魂の内に浸みこんでいるところの・あの共通の思想が...   現に我々の周囲で信用を博しているところの・そして我々の父たちの種によって我々の霊魂の内に浸みこんでいるところの・あの共通の思想がの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...その端に水を浸みこませて持って来た...   その端に水を浸みこませて持って来たの読み方
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」

...見ればその額には汗がしつとりと浸み出てゐる...   見ればその額には汗がしつとりと浸み出てゐるの読み方
若山牧水 「樹木とその葉」

...親しく身体に浸みて来た...   親しく身体に浸みて来たの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

「浸み」の読みかた

「浸み」の書き方・書き順

いろんなフォントで「浸み」

「浸み」の英語の意味


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