例文・使い方一覧でみる「海気」の意味
スポンサーリンク...地中海気候が好きで、夏休みは必ず地中海地域を旅行する... 
...北海道は地中海気候ではないため、暑い夏が苦手だ...
...この植物は地中海気候に適した環境で育つため、日本では栽培が難しい...
...地中海気候には晴天が続くため、太陽に当たりすぎないように紫外線対策が必要だ...
...地中海気候の国々では、食文化においてオリーブオイルが重要な役割を果たしている...
...洪濛（こうもう）たる海気三寸の胸に入りて...
石川啄木 「閑天地」
...海気をふくんで何となし肌当たりのよい風がおのずと気分をのびのびさせる...
伊藤左千夫 「紅黄録」
...海気に親しむといってもよし...
上村松園 「謡曲仕舞など」
...寒い西比利亜線を行くよりは船で帰るが海気療法ともなるという意見が勝ったからだそうで...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...すぐさま近海気象をたずねてくれたまえ」「はあ...
海野十三 「太平洋魔城」
...「海気（かいき）で体がしっとりしてきたから...
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子 「妖影」
...海気によりて雪一丈にいたらず（年によりて多少あり）又消（きゆる）も早し...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...凪（な）ぎ渡った海気で漲（みなぎ）り...
中里介山 「大菩薩峠」
...海気がよく通って...
中里介山 「大菩薩峠」
...海気を肺臓一パイに吸って...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...初秋の澄んだ海気を吸いながら...
水上滝太郎 「九月一日」
...こっちの方が海気があるから一層心持がようございます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...頸聯の「竜土烟霞連海気...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...レモンが溶け流れた薄紅色の海気のなかを匂って来る...
横光利一 「旅愁」
...山に見る道士のころも春過ぎて猶目に紅し桃の花かと大連の港の上の草山（くさやま）に桔梗の色の初夏を嗅ぐ実際に山上から見る此日の空も海気も桔梗色をしてゐた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...白い海気に滲（にじ）んだ橙色（だいだいいろ）の旭光を船底から上に仰ぐと...
吉川英治 「私本太平記」
...駅前から海気にそよぐ狭い灯の町を車で一走...
吉川英治 「随筆 新平家」
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