...神の恩寵に浴する...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...子孫が親の遺産の恩沢に浴する程度の相違と...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...理髪して入浴する...
種田山頭火 「其中日記」
...一たび之れに浴するものは為に死を致さむことを思ふ然れども知己の恩は私恩に同じからず私恩を介するものは概ね利害にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...この老人の相手をしその打ち明け話を聞くの光栄に浴する訳を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...午後眞間の混堂に浴す...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...かく皆様の多大なる御好意に浴すること...
中里介山 「大菩薩峠」
...その恩恵に浴するの謝辞を陳(の)べ...
福田英子 「妾の半生涯」
...而も「ガラマサ」を一景からおしまひ迄、づーっと演るところを見た、入浴する、感じがよくない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...入浴する、湯滝の快、たっぷり浴びた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それとも水浴するナイアスの白い素肌であったのかしら...
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」
...川に浴する人の尿道に登り入りて後...
南方熊楠 「十二支考」
...夜ねしなに入浴すると...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...当時奥医師になっていた建部(たけべ)内匠頭(たくみのかみ)政醇(まさあつ)家来辻元庵(つじもとしゅうあん)の如く目見(めみえ)の栄に浴する前例はあったが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...利潤に浴する者は...
柳宗悦 「工藝の道」
...氏が辞職と共に俳優を廃(や)めて仕舞(しま)へば永久此(この)恩給に浴する事が出来るが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...氏は多く河辺に下(お)り立つて聖水に浴する印度(インド)婦人に興味を持ち...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...神(かん)さびた気韻(きいん)に浴する余裕がないのだ――とすれ違った老人が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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