...川の流れを確認するために、浮標を設置した...
...船の進路を示す浮標が見えてきた...
...海水浴場では、泳ぐ範囲を浮標で指定している...
...漁師たちは、漁場に浮標を置いておいて漁の状況を確認する...
...暴風雨によって、浮標の位置がずれたため修復作業が必要となった...
...曳網綱の末端をこの急造浮標(うき)に結んで...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...前世紀の巨獣の頤のような組立鉄骨やおびただしい浮標をぬっとつきだし...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...それは発光式の空間浮標(ブイ)です...
海野十三 「怪星ガン」
...わたしが試験して『宇宙の女王』号へ届けた空間浮標にちがいないのです...
海野十三 「怪星ガン」
...そして黒バラ印の空間浮標の一件については本国へ向かっての報道を禁止する...
海野十三 「怪星ガン」
...浮標(ブイ)をつけて海中に飛びこもうとしていた者はありませんでしたか」「さあ――」といったが...
海野十三 「海底大陸」
...その浮標に当時繋留していた船の名が分らない...
海野十三 「地球発狂事件」
...ガラスのように光る遠くの浅瀬に黒点のように浮ぶ浮標や...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...それからかすかなシヴァリング砂州の浮標のベルがきこえた...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...船の起重機にぶらさがった大きな浮標を見まもっていた...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...それはことごとくシンメトリーに幾何学的に置かれた浮標であるかのように...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...浮標にはライフブイを縛りつけて舷側(げんそく)から投げ込んだ...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...それらの浮標は、旗印を両頂点に持った紡錘形をなして水上に配置されている...
中谷宇吉郎 「大謀網」
...網はこの紡錘状に配置された浮標から水中に垂れ下っているのであって...
中谷宇吉郎 「大謀網」
...そのまま水面の浮標(うき)の動きにじっと見入りました...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...彼は、そんなに泳げないので、浮標の近所で、腕を結んで逆さまに浮んだ...
牧野信一 「スプリングコート」
...昨日(きのう)あの大きな石を用もないのに動(うご)かそうとしたのもその浮標の重(おも)りに使(つか)う心組(こころぐみ)からだったのです...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...ぢき側に球(たま)の形をした栓の木の浮標が見える...
マクシム・ゴルキイ Maksim Gorkii 森林太郎訳 「センツアマニ」
便利!手書き漢字入力検索