...川の流れを確認するために、浮標を設置した...
...船の進路を示す浮標が見えてきた...
...海水浴場では、泳ぐ範囲を浮標で指定している...
...漁師たちは、漁場に浮標を置いておいて漁の状況を確認する...
...暴風雨によって、浮標の位置がずれたため修復作業が必要となった...
...水の面の白い浮標(うき)の...
石川啄木 「雲は天才である」
...波に半身を露はす浮標(うき)のやうに突出てゐる...
レミ・ドゥ・グルモン Remy de Gourmont 上田敏訳 「さしあげた腕」
...海藻(かいさう)や地衣(こけ)がこの浮標(うき)に垂下(たれさ)がつてゐる...
レミ・ドゥ・グルモン Remy de Gourmont 上田敏訳 「さしあげた腕」
...たしかに防潜網(ぼうせんもう)を吊っているらしい浮標(ブイ)が...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...女王号の空間浮標をひろって...
海野十三 「怪星ガン」
...それはわたしは『空間浮標』のことは...
海野十三 「怪星ガン」
...あの黒バラ印の空間浮標を見つけて...
海野十三 「怪星ガン」
...海中に出ている大きな浮標(ふひょう)のようなものに泳ぎつき...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...その浮標に繋留していた船から依頼されたわけだ...
海野十三 「地球発狂事件」
...港内浮標に繋留せられているグロリア号に近づいていった...
海野十三 「地球発狂事件」
...ガラスのように光る遠くの浅瀬に黒点のように浮ぶ浮標や...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...風に乗ってかすかに流れてくるシヴァリング砂州の浮標のベルの音が...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...やがて浮標が無事にデッキにおりると...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...浮標の灯をたよりに入港する...
高村光太郎 「気仙沼」
...・夜あけの星がこまかい雨をこぼしてゐる・鳴くかよこほろぎ私も眠れない星空の土へ尿する・並木はるかに厄日ちかい風を見せてゐる秋晴れの音たてゝローラーがくる□・二百二十日の山草を刈る□・秋の水ひとすぢの道をくだるすわればまだ咲いてゐるなでしこ・かるかやへかるかやのゆれてゐるながれ掻くより澄むよりそこにしゞみ貝・水草いちめん感じやすい浮標(ウキ)□月がある...
種田山頭火 「行乞記」
...コオスの浮標はみんな上げられて...
中島敦 「プウルの傍で」
...青空映す友だちよ針魚よりも鋭い腰の短剣め!あいつの主人はランチを飛ばして海軍大尉の美男子だ浮標(ブイ)めの自由な展望よあいつは海と空の骰子だあいつは燈台の横腹にさしこむ朝日の第一線にも見あきてゐよう港外を素通りする外国汽船ののつぽな煙筒出帆を敲く銅鑼めの得意な面つきよあいつの面(つら)に照り反す海空太陽よ麝香...
仲村渠 「港に沈んだ鉄片の希望」
...浮標の間を巧みにあやつる櫓...
横光利一 「旅愁」
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